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子どもへのイライラが止まらない…親が「怒りをコントロールする」5つの方法

2021年09月01日 公開

篠真希(アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル)

篠真希

子どもの何気ない悪ふざけや、ちょっとした言動にイライラしてキツく当たってしまう…。しかし、人間ですから「怒り」を感じるのは自然のこと。ただ、怒りの感情にふりまわされないように、うまく自分の感情をコントロールしていきましょう。

※本稿は、『のびのび子育て』2021年1月号より転載したものです

 

一生懸命だからこそ、怒ってしまう

可愛いはずのわが子なのに、毎日イライラし、キツく当たってしまって自己嫌悪。感情的に伝えるのはよくないと頭ではわかっているのに、どうしても強く怒ってしまう。本当は笑顔でいたいのに、どうしたらこの悪循環から抜け出せるのだろう…そんなふうに自分を責め、思い悩んでいませんか。

「怒り」はあって当たり前の感情です。一生懸命だからこそ怒りもするし、期待するからこそイライラしてしまうもの。手探りの子育てでいっぱいいっぱいで、1人で奮闘するには抱えきれないこともたくさん。そして、自分を責めても子どもや夫(妻)に文句をぶつけても、状況は簡単には変わらない。子育てほど、自分の思う通りにいかないものはないかもしれませんね。

では、このイライラは、どう解消したらいいのでしょうか。 それには、怒ってしまう自分を否定せずに受け入れ、怒りの正体に目を向けて、怒りとうまくつきあう方法を見つけることです。怒りを無くすことはできないのですから、うまくつきあえるようになるしかありません。

子育てでは叱ることも大切です。衝動的に怒ることをやめれば、子育ての正解は、愛情豊かな親御さんの数だけあると思っています。まずは、怒りの正体と感情のコントロール法を学ぶことで心を軽くし、笑顔を取り戻しましょう。

 

なぜ怒ってしまうのか

「怒り」は自分の理想や信念が裏切られたときに生まれます。子育てにおいては、「子どもはこうあるべき」という理想や教育方針、あるいは「親はこうあるべき」という立場や威厳が保てないときなどに生まれます。

「べき」は理想であり大切な価値観ですが、現実から目を背けて「べき」に執着してしまうと、相手が悪いように感じ、怒りが大きくなってしまいます。

自分がどんな「べき」で怒っているかを考えてみることで、子どもに理不尽なことを望んでいないか、自分の理想を押し付けていないか、ということを見直すきっかけになります。

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怒りは自分の心の状態に左右される >

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