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親が将来を制限している?..ビリギャル著者が確信した「成功する子の条件」

2021年11月04日 公開

坪田信貴(坪田塾塾長,「ビリギャル」著者)

坪田信貴

日本の若者の自己肯定感が低いと言われ始めて久しい。コロナの長い自粛生活でますます「やる気」を失い、前を向いて生きることが難しくなっている人も多い。社会の劇的な変化で職業の安定性なども不透明になっている中で、若者にとっては進路を考えるのも大変な時代といえる。

ただそんな時代だからこそ、失敗を恐れず挑戦をする人には大きなチャンスがあるともいえ、そのことを大人がきちんと話していくことが重要だ。

120万部を超える大ベストセラー、通称「ビリギャル」著者・坪田信貴氏の最新刊『やりたいことが見つからない君へ』(小学館YouthBooks)は、そんな若者と親世代に向けた熱いメッセージに満ちている。

※本稿は坪田信貴著『やりたいことが見つからない君へ』(小学館YouthBooks)より一部抜粋・編集したものです。

 

子どもだけでなく親が失敗を恐れている

今やりたいことが見つかっていなくても大丈夫です。それより、とりあえず様々な体験を重ねて、手持ちのカードを増やしていくことが大切です。

また、そのためには「自分には無理」という固定観念に縛られないこと、短期的な視点だけで物事を捉えないことが重要だと考えます。

僕がこうしたことを何度も書くのは、何をするにしても「自分には無理」「できない」と簡単に諦めてしまう子がたくさんいるからです。子どもだけでなく、親御さんもそうです。短期間で、我が子には無理だと決めつけてしまう傾向があります。

なぜそうなるかというと、皆失敗を恐れているからです。でもどんな人でも成長のためには失敗が欠かせません。今やりたいことをやるにしても、いつかやりたいことをやるにしても、失敗がなければやり遂げられないはずです。

 

失敗を重ねてこそわかる「当たり」パターン

メディアに出るようになって以来、さまざまな分野の成功者といわれる方々にお会いする機会が増えてきました。そうした方々に話を伺って驚くのは、一見成功しているように見える人でも、実はたくさんの失敗をしているということです。

先日お会いした佐藤幹夫さんという方も、長年、NHKで演出家として大活躍されていた方ですが、実は左遷ばかりの人生だったといいます。

佐藤さんは大河ドラマ『太平記』『秀吉』など、さまざまなヒット作を生み出しましたが、実は手掛けた作品はほぼ大赤字だったそうで、大赤字を出す度に左遷され、また呼び戻され、また左遷され...の繰り返し。

でもこうして試行錯誤を重ねたからこそ、成功が生まれ、それによって周囲からの信頼感が生まれたのでしょう。ただ、この話で注意しなくてはならないのは、最初から「失敗してもいいや」では絶対にうまくいかないということです。

成功させるつもりだったけれど、結果的に失敗してしまった。そこで歯を食いしばり、次はどうしたら成功するだろうか、どう変えていけばいいのか必死で考えることで、新たな展望につながるのです。「運命の相手」だって「自分に合わない99人」と出会ってこそ、わかるのです。

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