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「貧乏老後」に泣かないために、手堅く貯金、賢く投資!

2017年03月20日 公開

横山光昭(家計再生コンサルタント)

貯金だけではダメ? 投資はすべき?

「投資」と聞くと、博打にも似たような、少し危険なイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。けれど、投資はやり方さえ間違わなければ、ちっとも危険なものではないことをまず知ってください。

そして、投資は「必ずやらなければいけない」というものではありませんが「やったほうがいい」とは思います。

では、投資をしないほうがいいのはどのような方でしょうか?

まずひとつはお金が潤沢にあって、特に困っていない方です。投資は、リスクが「ゼロ」とは言いきれません。値が上がることがある一方、下がることもあるからです。ですから、たとえば資産が2億円、3億円ほどあるという方は、あえてリスクを取る必要はないでしょう。

もうひとつは、性格的に心配性な方です。値段の上下が常に気になってしまう、そわそわしてものごとが手につかない、というようなタイプの人は、ムリして投資する必要はないでしょう。上がったり下がったりが気になって生活に支障をきたすようであれば、そのほうが問題だからです。

どうしても、投資というと「リスクがある」というイメージがありますが、今や「貯金の一部」として考えたほうがいいように思います。つまり、お金を貯めているうちの一部を投資に回す、という感覚です。

たとえば、月3万円貯金をしている方であれば、そのうちの1万円を投資に回して運用する、という形にするとムリがないでしょう。貯金で、ある程度元本確保型も押さえながら、投資で運用をしていく。そのようなバランスがいいのではないでしょうか。

節約したり、貯金したりと、少しずつ足し算のごとく積み上げていって、最終的に目標値にたどり着けるならば、投資など考えなくてもいいのかもしれません。でも、実際には節約と貯金だけではなかなかお金を増やしづらい、というのが現実です。今は銀行に預金していても、金利は0.001%の世界です。100万円預けて利子は10円。

10円で何ができるでしょう? 悲しくなりますよね。

一方、支出をコントロールしてお金を残していくにも限界があります。

たとえば、そのようにして頑張った結果が1800万円だったとします。 

「老後に必要だと言われる3000万円に近づけたい」と思ったとき、もう一歩を助けてくれるのが「投資」です。投資によってお金を運用することで、1800万円が2500万円になる可能性もあります。

このように、投資は目標値に近づく手段となる。つまり、ゴールに近づくためのひとつの方法として「投資」がある、というわけです。

投資はリスクがあるから……と、これまで敬遠してきた方もいらっしゃるでしょう。けれど、今の時代、何もしないこともまた「リスク」です。

であれば、安全な投資を、貯金のひとつの手法として取り入れることも考えてみませんか。

投資は、最初だけ間違わなければ、そんなに怖いものではありません。どうかそのことを覚えておいてください。

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