ホーム » THE21 » スキルアップ » ズボラでも続く! 「ふせんノート」で考える技術

ズボラでも続く! 「ふせんノート」で考える技術

2016年08月11日 公開

坂下 仁(ビジネス書作家)

どんな小さな思いつきや情報もムダにしない!

 ふとした思いつきや雑談をアウトプットにつなげる方法として注目されている「ふせんノート術」。今年5月の発売後、2週間で2万部を突破した『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』の著者であり、「ふせんノート」の発案者・坂下仁氏にお話をうかがった。

 

ハイパフォーマンス&残業削減を同時に実現

 仕事中に得た気づき、寝る前にふと思いついたアイデア、先輩からのアドバイス、新聞で見かけた気になる記事……。そうした情報をこまめにメモしているのに、仕事のアウトプットに結びつかない。実は、私もそんな悩みを抱えていた一人です。

 大学卒業後に入行したメガバンクでは、20年以上にわたり、法人・個人向け融資や本部での業務企画などを担当していました。ふとした思いつきや、人やメディアから得た情報を仕事に活かそうと、手帳やメモ帳などにメモしていたのですが、うまくいかない。複数の手帳やメモ帳を使って、どこに何が書いてあるのかわからなくなる始末です。手帳を一つに絞ると仕事とプライベートのメモがゴチャゴチャになるし、書けるスペースも足りません。ムリに小さく書いて、あとで読めないこともたびたびでした。結局、メモした情報はほぼムダになっていたのです。日本で紹介されている主要な手帳術やメモ術はすべて試しましたが、しっくりくるものはありませんでした。

 私が求める条件は、「思いついたら即、メモできること」「メモをあとから簡単に探し出せること」「メモとメモを組み合わせて、良質なアウトプットを導き出せること」の三つ。また、私はとにかくズボラなので、シンプルなやり方でないと続きません。

 そこで、自分で試行錯誤を重ね、ようやくたどりついたのが、付箋とノートを組み合わせた「ふせんノート術」です。8~9年前にこの方法でメモを取り始めてから、メモを活かして仕事のアウトプットを高められるようになり、昇進も果たしました。しかも、仕事の効率が上がって以前よりも少ない労力でこなせるようになり、残業も激減。仕事の労力が減ったぶん、家族サービスや読書などの趣味、ビジネス書の執筆に労力を割けるようになりました。そうして書いた本をきっかけに、銀行員と作家の二足のわらじを履くようになり、今年、晴れて独立を果たしました。

 

付箋を持ち歩いてノートに貼るだけ >

iyashi

著者紹介

坂下 仁(さかした・じん)

ビジネス書作家

20数年にわたり、メガバンクの行員として数百におよぶ企業や個人へのコンサルティング、財務指導、融資を手がけてきた。しかし、自らの金融知識を過信したために株取引で莫大な借金を抱え、破産寸前にまで追い込まれる。そのどん底で気づいた「お金の本質」がヒントとなり、プライベートカンパニーを作って妻を社長にする「妻社長メソッド」が誕生。5年で借金を全額返済するとともに、数千万円のキャッシュフローと数億円の資産を手に入れた。「ふせんノート術」は、その最大の原動力ともなった。著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』(フォレスト出版)など。

関連記事

編集部のおすすめ

頭の中を整理する「付箋」の使い方

平本あきお(〔株〕チームフロー代表)

「仕事の効率化といえばエバーノート」と頼られるブランドを目指して

井上 健(Evernote日本法人代表)

伝わるストーリーを組み立てる「ノート術」

清水久三子(Organize Consulting〔株〕代表)


アクセスランキング

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
iyashi

話題のビジネス・スキルをやさしく解説するとともに、第一線で活躍しているビジネスパーソンの
プロのノウハウを紹介するなど、「いますぐ使える仕事術」が満載されています。