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どんな言語も30日で話せる「マルチリンガル」の語学習得法

2017年03月08日 公開

新条正恵(マルチリンガルクラブ主宰)

1日わずか30分、2つのワークで実力UP

学生時代に習った英語を思い出し、「はじめの六百語」を使いこなせるようになるには、そのためのトレーニング法(ワーク)がいくつかあります。その中の2つをご紹介しましょう。
1つめは、音声教材を10分間聞いて、聞こえる単語だけを書き取る「簡単ディクテーション」です。耳を慣らすことが目的なので、文やスペルが完璧でなくても構いません。最初のうちは10分で百語程度しか書き取れなくても、回数を重ねるうちに書き取れる単語が増えていきます。350語以上書けるようになれば合格です。

2つめは、中学英語レベルの簡単な単語を使い、15分という決められた時間でできるだけ多くの英文を作文する「1000文チャレンジ」です。これも慣れないうちは百語程度しか書けませんが、20日くらい続けると200語程度書けるようになります。15分で300語以上書けるようになれば合格です。

どちらのワークも、決められた時間内に書けた単語数を数字化することで、自分がどれだけ伸びたかを実感しやすくなります。これも途中で挫折せずに英語学習を続けるための秘訣です。

 

英語の次に「中国語」を学ぶべき理由

英語の次にビジネスパーソンが学ぶとよい言語は何かと聞かれたら、私は中国語をおすすめします。なぜなら、アジアで成功しているビジネスパーソンには中華系が多いからです。

一般的に外資系企業の組織は、グローバル本社の下にアジアやヨーロッパなど地域を統括する組織があり、その下に各国の支社が存在します。私が以前勤めていた外資系企業では、日本を含むアジア地域を統括する組織のトップは全員が中華系でした。彼らは仕事では英語を話しますが、雑談時にこちらが中国語で話しかければ、相手の懐に入り込みやすくなります。ビジネスで力を持つ彼らと渡り合うには、中国語は武器になります。

英語以外の第二外国語、第三外国語を勉強する場合も、マルチリンガルメソッドが有効です。英語のように基礎がなくゼロから学ぶ場合は、まずは自分が使う最低限の表現と単語(100語程度)に絞って、使いこなせるよう練習すると良いでしょう。


 

『マルチリンガル式30日で使いこなせる仕事の英語』
新条正恵著/かんき出版


8カ国語を操る元外資系企業ヴァイスプレジデントが伝わる、ワンランク上の英語とグローバルビジネスマナーを教えます。そのまま使える実例満載! プレゼン、ミーティング、メール、電話対応から転職まで、即戦力を磨くビジネス英語が1冊に。無料音声ダウンロード付き。

《『THE21』2017年2月号より》

iyashi

著者紹介

新条正恵(しんじょう・まさえ)

コンサルタント/語学講師

ニューヨークメロン銀行ヴァイス・プレジデント職を経て、その後独立。グローバルリーダーとして働いた自身の経験を活かし、海外進出を目指す企業向けにコンサルティングを行う。また、2016リオ五輪には通訳ボランティアとして参加、2020東京五輪で活躍したい人向けに講演活動を行っている。著書に『マルチリンガル式30日で使いこなせる仕事の英語』(かんき出版)などがある。

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