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三日坊主から脱却できる!「できたこと」ノート術

2017年02月06日 公開

永谷研一(ネットマン社長)

前向きになれるから、行動も変わる

 新しい習慣を身につけようとしても、三日坊主で終わってしまう。その繰り返しから脱却するにはどうすればいいのか。独自の行動習慣化メソッドを開発し、数々の企業や学校で実践している永谷研一氏は、「自己肯定感」がポイントだと言う。「できたことノート」を使った習慣化の方法をうかがった。

 

習慣が身につかないのは人間本来の性質のせい?

「新しい習慣を身につけよう」と意気込んだものの、なかなか長続きしない。そういう経験をしたことがある人は多いでしょう。

 その原因は、「現状維持バイアス」という、人が誰しも持っている性質にあります。すでに定着した行動を変えようとすると違和感を覚えて、元に戻そうとする力が働くのです。

 ですから、新しい習慣を身につけるには、ほんの少しずつ行動を変えていくのがコツ。日々の行動を振り返りながら、少しずつ調整を重ねていくのです。

 そして、自分の行動を振り返るときに気をつけていただきたいことがあります。それは「できたこと」に意識を向けること。

 人の脳は、欠点や不足といったネガティブな部分を強く認識するようにできています。ですから、単に振り返りをするだけでは、「やろうと思ったのに、できなかった」という失敗体験ばかりが積み重なることになり、新しい習慣を身につけるのを諦めてしまうのです。

 この状態から抜け出すためのツールが「できたことノート」です。「できなかったこと」に向きがちな意識を、「できたこと」に向けるためのものです。「できたことノート」を使うことで、「自分はできる!」という自己肯定感が高まってきます。

 

「なりたい自分」に近づけば自己肯定感が高まる >

iyashi

著者紹介

永谷研一(ながや・けんいち)

〔株〕ネットマン代表取締役社長

1966年生まれ。東芝テック〔株〕、日本ユニシス〔株〕勤務を経て、99年に〔株〕ネットマンを設立。ITを活用した教育サービス事業に携わる。行動科学や認知心理学をベースとして収集した1万人以上のデータをもとに、行動習慣化メソッド「PDCFAサイクル」を開発、多くの企業や学校で使用されている。著書に『絶対に達成する技術』(KADOKAWA)などがある。

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