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6タイプ別「損する話し方」克服ガイド<後編>

2017年04月25日 公開

西任暁子(U.B.U.[株]代表取締役)、森下裕道(パーソナルモチベーター)

イラッとさせない話し方のコツとは?

「自分は話下手だ」「うまく話せない」。そんな悩みを抱えている人は多いだろう。話し方の改善をする前にまず知っておきたいのが、その原因がどこにあるのかということ。前編に続き、話し方のスペシャリストのお2人に、問題の原因と改善点をうかがった。

 

④「自己主張ができない」人

「否定されたくない」気持ちで自縄自縛に

 声を張れない、語尾がボソボソと小さくなる、「たぶん」「おそらく」を多用し、断言を避ける──自己主張ができない人の話し方には、端々に「自信のなさ」がにじみ出ている。

「自信なさげな態度は、ビジネスマンにとって致命的な弱点です。部下や後輩にこんな人がいたら、上司はいい仕事を回すはずがない。上司自身がこのタイプなら、部下がついてくるはずがない。本当は実力があっても、『言えない』ことで強みが人に伝わらないとしたら、もったいない話です」(森下氏)

 自信のなさの背後にあるのは、「恐怖感」もしくは「無力感」だと西任氏は言う。

「意見が言えない人には、2タイプあります。1つは、否定されるのを恐れる人。声を発する勇気が出ず、意見があっても話に入るタイミングをつかめないでいることが多いですね。

 もう1つは、かつて否定された経験があることで『どうせ』と無気力になっている人。また傷つきたくないので口をつぐんでしまうのです」(西任氏)

 この両者に共通して必要なのは、否定を重く捉えすぎないことだ。

「否定が怖い人は、意見を否定されること=人格を否定されることと捉えがちです。意見やアイデアを否定されたとしても、それは自分自身を否定されたことではない、ということに気づくことが大切です。また、無力感のある人は、かつての経験と現在を分けて考えること。次はうまくいく可能性も、十分にあるのですから」(西任氏)

「断言する」ことで、自信は後からついてくる

 とはいえ、自信喪失している人が勇気を出すのは難しい。その壁を越えるために、まず何をすべきだろうか。

「その方法はいたってシンプルです。『思います』ではなく『です』と断言する。『たぶん』という口ぐせを止める。そして、語尾までゆっくり、しっかりとした声で言う。内心ドキドキしていても、まずはこれらを実践しましょう。つまり『形から入る』作戦です。

 自己主張ができない人は、自信たっぷりになれる根拠がない、と考えがちですが、自信には本来、根拠などありません。ビジネスマンは皆、最初は実績ゼロなのですから。営業マンだとしたら、自分はできる営業マンだと思い込むことが第一歩です」(森下氏)

 話し方が変わると、相手の受ける印象も変わる。結果として意見が受け入れられ、それにより自信がつき、さらに主張できるようになる──という好循環が起こる。

 また、小さな成功体験を積んでいくのもお勧めだ。

「最初から『大勢の前で意見を主張する』ことを目指さず、まずは親しい同僚にアイデアを話してみてはどうでしょう。そこで『いいね』と言ってもらえれば勇気が出ます。こうして少しずつ達成感を積み重ねることで、自信を構築していきましょう」(西任氏)

⑤「すぐに緊張してしまう」人 >

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