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話題の「マインドフルネス」で、折れない心を手に入れる

2017年03月21日 公開

吉田昌生(日本マインドフルネス協会代表)

スキマ時間でも簡単にできる!

 メンタルを整えるための方法として、最近、とくに注目を集めているのが「マインドフルネス瞑想」だ。仏教の瞑想から宗教性を取り除いたもので、科学的に効果が認められているという。いったいどんなものなのか? マインドフルネス瞑想の指導をしている吉田昌生氏に教えていただいた。

 

「今・ここ」に意識を向けるトレーニング

 ビジネスマンには、日々成果を問われて緊張にさらされ、人間関係のストレスにも悩んで、メンタルが疲弊している人が少なくありません。そんな人に必要なのは、「思考する」ことから離れて、「今・ここ」を「感じる」力を取り戻すこと。マインドフルネス瞑想は、そのためのトレーニングです。

 もともとは仏教の悟りを開くための瞑想法でしたが、近年、脳科学の研究でもストレス低減などの効果が実証され、注目を集めるようになりました。グーグル社など、数々の有名企業が生産性や創造性のアップのために取り入れていることでも話題になっています。

 マインドフルネス瞑想にはさまざまなやり方があるのですが、最も基本的なのは呼吸を使う方法です。ふだん無意識に行なっている呼吸の感覚に意識を向けることで、「今・ここ」に気づく力を高めるのです。

 手順は至ってシンプルです。

 

(1) 呼吸によって、お腹がふくらむ、縮むという感覚に注意を向ける。
(2) 注意が逸れて雑念がわいてきたことに気づく。
(3) 雑念を手放して、再び呼吸に注意を向ける。

 

 これを繰り返すだけです。座ってやっても、立ってやっても、姿勢はどのようなものでもかまいません。

 1日15~30分以上やると効果を実感しやすいのですが、時間がなければ3分でもOKです。

 

脳の構造が変わるからストレスが軽減される! >

iyashi

著者紹介

吉田昌生(よしだ・まさお)

日本マインドフルネス協会代表

1981年、福岡県生まれ。20代で精神的不調和を経験したことをきっかけに、理想的な心と身体のあり方の研究を開始。インドをはじめ35カ国以上を訪れ、ヨガや瞑想について経験と知識を深める。現在は、神奈川県を拠点に、マインドフルネスをベースにしたヨガクラスを指導。『1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想』(WAVE 出版)、『マインドフルネス 怒りが消える瞑想法』(青春出版社)など、著書多数。

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