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仕事で使える!「損をしない」言い換えフレーズ25

2017年04月15日 公開

渡辺由佳(話し方・ビジネスマナー講師)

 

雑談、商談編

雑談13
×「本当に。あんなに人使いの荒い部長、今までいなかったよね」
○「そういうふうに言っている人も結構いるよね」

「A部長って人使い荒いですよね」と言われ、うっかり同調してしまうと、巡りめぐって本人の耳に入り、首謀者扱いされることもあるので要注意。巻き込まれそうになったときは、否定も同調もせず、「そうなんだ」などと“受容”でかわしましょう。「大変だったね」と同情するのもあり。そのあとは深追いせず、さりげなく話題を変えましょう。

雑談14
×「そうですか? 私はそう思いませんが」
○「そうですね。私もそんなことがあります」

相手が同意を求めてきたとき、「そうですか」と答えるか、「そうですね」と答えるかは大違い。「そうですか」の返事は、思っている以上に否定されている感じが強いので、些細なことなら同調しておくのが無難です。

商談15
×「おはようございます。今日はよろしくお願いいたします」
○「おはようございます。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます」

「今日はよろしくお願いいたします」が悪いのではないのですが、至極一般的。商談では、もう一つ格上の敬意を払った言葉で伝えましょう。そして、冒頭で率先して「ありがとう」のひと言を入れると感じが良く見られ、良好な関係を築くいいスタートが切れます。

商談16
×「いやー、とても参考になりました」
○「大変勉強になりました。今後の業務に生かしたいと思います」

話を聞いたあとに「参考になりました」と返すのはNG。「参考」は、相手の話の中から取り入れるところがあったら取り入れるという意味で、上から目線のニュアンスを含んでしまうからです。ここは「勉強」に置き換えて。さらに「どう勉強になったのか」「今後どう生かせるのか」を伝えられると、真剣に聞いたことが伝わります。

商談17
×「でもばかりでは、話が前に進まないのではないでしょうか」
○「では、どのようにすればよいとお考えですか?」

何を言っても相手から反論される。そんなときも、決して批判をしてはいけません。ここはむしろ質問をすべき。相手の意見を求めることで謙虚で真剣な姿勢が伝わり、決裂しかねない張り詰めた空気を切り替えることができます。

商談18
×「私はぜひお引き受けしたいのですが、上のものがダメだというもので」
○「今回は◯◯の点で、お引き受けできないのですが、ぜひ次回は実現したいと思いますのでよろしくお願いいたします」

相手にとっては、あなたが交渉相手であり、会社の代表者。背後にいる上司や会社組織を引き合いに出すのは、無責任ととられかねません。「◯◯の点で、お引き受けできません」と理由を伝えることも相手への誠意です。また、このプロセスを踏んでおくことで今後、合意を導き出しやすくなり、建設的な関係を築けます。

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著者紹介

渡辺由佳(わたなべ・ゆか)

話し方・ビジネスマナー講師

1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。93年、独立。マナースクールや大学で話し方、言葉づかいに関する講義を行なう他、ビジネスマナーやコミュニケーションをテーマに企業向けのセミナー講師も務める。著書に、『会話力の基本』(日本実業出版社)など多数。

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