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【角田陽一郎】明石家さんま、西野亮廣…運がツキまくっている人の共通点

角田陽一郎(バラエティプロデューサー)

2018年10月17日 公開

<<「さんまのSUPERからくりTV」「金スマ」「EXILE魂」。大人気バラエティ番組を手がけてきた、バラエティプロデューサー、角田陽一郎さん。

明石家さんまさん、西野亮廣さんといった、運がツキまくっている人の言動や思想から、開運を招く思考法やテクニックを編み出してきました。それをまとめたのが、『運の技術』(あさ出版)です。

ビジネスパーソンにとっても、運や縁をモノにできるかどうかは、めざすキャリアを歩むうえで非常に重要です。「運の技術」を駆使して、「好きなことだけやっていく」を実現するための秘訣をお聞きしました。(記事提供:本の要約サイト「flier」)>>

 

運がツキまくっている人たちには、共通項がある

――『運の技術』、夢中でお読みしました。角田さんご自身が本書の体現者ですよね! 

いやいや、僕自身はそんなに運がいいとは思っていないんですよ(笑)。でも、僕はTBS時代から、運がツキまくっている芸能人や文化人をたくさん見てきました。

明石家さんまさん、堀江貴文さん、キングコングの西野亮廣さん、クリエイターのエージェント会社コルクの佐渡島庸平さんなど。彼らの言動や思想には、意識的かどうかはさておき、運を開く共通項があるんです。

開運の仕組みは、ロジカルに説明することができます。なぜなら、運というのは、完全な他力本願や神頼みで手に入れるものではないから。他人や外部環境を利用しながら、自ら切り開くものだからです。

それを裏づけるエピソードとともに、運を引き寄せるテクニックをまとめたのが、『運の技術』なんです。

――錚々たるメンバーの名前が挙がりましたが、具体例を詳しくお聞きしたいです。

たとえば、明石家さんまさんは、まさに開運の人。「さんまのSUPERからくりTV」の制作スタッフとして15年くらいご一緒しました。さんまさんってどんな人ですか? そう聞かれたら「めちゃくちゃいい人だけど、めちゃくちゃ恐い人」と答えているんです。

――「いい人」でかつ、「恐い人」?

「いい人」と「恐い人」が同居している人ってかなりレアなんですよ。まず、さんまさんが「いい人」だから周囲はファンになるし、「この人のために頑張ろう!」と全面的に協力します。

一方、さんまさんは自分の名前で勝負している人。ご自身がMCをしている番組の評価がそのまま、さんまさんの評価になる。だから番組づくりには妥協しない。その厳しさが時に「恐さ」になって、周囲のスタッフを本気モードにする。これが結果的に、さんまさんの運を上げ続けることにつながっています。

運を開く人は、あらゆる物事を「自分ごと化」して、自分の名前で勝負できる人なんです。

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作り手の熱量が作品をすばらしいものに変える

著者紹介

フライヤー(flier)

ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。(https://www.flierinc.com/)

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