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外資系コンサルタントの「グラフ強調の黄金ルール」

松上純一郎(ルバート代表)

2019年02月27日 公開 2024年12月16日 更新

<<米国のコンサルティングファーム出身の松上純一郎氏。現在はコンサルティング業務を行う傍らで、自身の経験を活かした「個人向け資料作成講座」がキャンセル待ちの人気を集めている。

なぜ、資料作成講座が人気を集めるのか? WordではなくPowerPointでの資料作成を推奨する松上氏は「英語が苦手でも言語の壁を乗り越えることができる」と語る。

言語や国を超えなければならないビジネスパーソンのニーズが急激に高まっていることが、人気に拍車をかけている一因なのかもしれない。

ここでは、松上氏の人気講座を一冊に集約した『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』(技術評論社)より、箇条書きを作成する際のルールについて解説した一節を紹介する。>>

※本稿は松上純一郎著『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』(技術評論社)より、一部抜粋し、再編集したものです。

 

グラフは「強調」で段違いにわかりやすくなる

PowerPointを使った資料作成において、スライドの表現方法は「箇条書き」「図解」「グラフ」の3種類に分けられます。その中で、重要なデータを視覚的に表現する役割を担っているのがグラフです。

グラフで表現する情報の中には、重要なものと、そうでないものがあります。グラフの重要なデータを強調することで、グラフを一目見ただけで、資料の内容を理解できるようになります。

グラフを強調するための方法には、背景色、矢印、テキストボックスなどがあります。また、大きく「範囲の強調」と「主張の強調」に分けることができます。ここでは、グラフ強調の黄金ルールについて、具体的にご紹介していきます。

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個別データは「色と矢印」で強調する

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