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「明智光秀らを大河ドラマに」東京スカイツリーで誘致活動

2018年02月01日 公開

歴史街道編集部

京都・兵庫・福井の11市町による協議会がPR


福知山観光協会のイメージキャラクター・光秀くん

 

 東京スカイツリー®の5階にある「Beautiful NIPPON」全国観光PRコーナーで、1月19日(金)~25日(木)の1週間、京都府・兵庫県・福井県の11市町から成る「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」が誘致活動を行なった。同コーナーは、展望台から降りてきた人たちの通り道にある。

 誘致を目指しているのは、明智光秀とその娘・細川ガラシャ、そしてガラシャの夫・細川忠興と忠興の父・幽斎の4人を主人公とした大河ドラマだ。事務局を務める福知山市(京都府)の地域振興部まちづくり観光課・田中健氏は、「活動は7年目に入り、25万筆以上の署名が集まっています」と手応えを感じている。

「これまでは地元での活動が中心でしたが、昨年11月にTIC TOKYO(千代田区丸の内)で初めて首都圏での誘致活動を行ないました。今回が2回目の首都圏での活動。これからは、NHKさんへの働きかけの強化も含め、様々な形で、さらに活発に活動する予定にしています」(田中氏)

 福知山は、明智光秀が領主として治めた地。光秀を祀る御霊神社がある他、光秀が福知山城を築いた際の人夫から始まったという「福知山踊り」が400年以上続いていたり、「福知山お城まつり」では「光秀行列」という武者行列が行なわれたりと、光秀との繋がりは今も深い。

「『光秀は織田信長を裏切った悪い人でしょ』と言われることもあるのですが、地元では名君として慕われています」(田中氏)

 細川幽斎は、協議会の構成市町のひとつである長岡京市などを治めた武将。当代一流の文化人でもあった。光秀とは信長に仕える前からの盟友だったが、本能寺の変の際、光秀の誘いに乗らず、豊臣秀吉、そして後には徳川家康に仕えた。

 本能寺の変によって謀反人の娘とされた細川ガラシャは、一時、現在の京丹後市(協議会の構成市町のひとつ)に隠棲する。関ケ原の戦いでは、夫・忠興が幽斎とともに東軍についたため西軍の人質となり、悲劇的な死を遂げた。

 こうした経緯の中で、どんな人間ドラマが繰り広げられたのか。「光秀は、知名度は高いのに、ドラマの主人公として描かれることはほとんどありません。ですから、『光秀が主人公のドラマが観てみたい』という歴史ファンの方からの声をいただくことも多くあります」と田中氏。

 誘致活動には、アニメ『忍たま乱太郎』の原作者・尼子騒兵衛氏がデザインした福知山観光協会のイメージキャラクター「光秀くん」も駆けつけた。期間中、東京では珍しい大雪も降ったが、誘致活動の現場は熱い思いに包まれていた。

 

 


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