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「英語日記」で「書く力」と「語彙力」を同時に磨く!

2016年09月28日 公開

石原真弓(英語学習スタイリスト)

毎日数行の「英語日記」のススメ

 毎日使う手帳と日記を英語で書いてみる。そんな小さな習慣を続けることで、ライティングの能力はもちろん、英語力を総合的に高めることができるという。長年、この習慣を続けながら英語のエキスパートとなった石原真弓氏に、具体的にはどうすればいいのか、その方法をうかがった。

 

日記でのアウトプットがインプット力も高める

 私が英語で日記を書き始めたのは18歳のとき。米国留学を控えていた私に、知り合いの方が「5年連用日記」を贈ってくださったのがきっかけでした。

 この日記帳は各ページが5分割されていて、5年間の同じ日づけが一覧できるようになっています。1日ぶんのスペースはおよそ5~6行が書けるくらい。「これくらいなら、せっかくだから英語で書いてみよう」という軽い気持ちで始めました。

 それが10年、20年と続き、現在に至っています。振り返ると、この習慣が意外なほど英語の学習に役立っていたことに気づかされます。同じ1ページに記された5年間を振り返ると、成長の跡がしっかりと見て取れるのです。

 ちなみに、ネイティブに添削してもらったことはありません。当時の私にとって、日記は英語の練習のためのツールではなく、あくまでプライベートなものでしたし、何より、始めた当初の間違いだらけの文法やスペルはとても人に見せられるものではありませんでしたから(笑)。逆に言うと、見せない前提で書いていたからこそ、気楽に続けられたのです。

「添削してもらわないと英語力が向上しないのでは?」と思われる人もいるでしょう。確かに、英語力を1日でも早く高めたい方なら、添削してもらったほうがいいと思います。しかし、私のように一人で書くだけでも、十分に効果は得られます。

 なぜなら、書くという発信の習慣を持つことで、受信にも敏感になるからです。

 日々の出来事や感じたことを書くうちに、うまく英語で表現できない場面が出てきます。それを頭の片隅で意識しながら生活していると、自然と目や耳に入ってくる英語に注意するようになります。すると、「こう書けばよかったのか!」という発見ができるのです。

 上手に表現したいという思いが強いほど、テレビや映画、街中で見かける英文やネイティブが交わしている会話など、多くのものに注意が向きます。

 文法の間違いを正したり、気の利いた言い回しを真似たりしているうちに、日記につづる言葉がどんどん上達していくでしょう。

 

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著者紹介

石原真弓(いしはら・まゆみ)

英語学習スタイリスト

高校卒業後、米国に留学、コミュニティカレッジを卒業。通訳に従事したのちに帰国。現在は個人や企業を対象に英会話を教えるかたわら、メディア出演や講演などでも活躍。英語日記と英語手帳を使った学習法を提案し、そのノウハウを解説した著書も多数。

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