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英語を「1カ月」で習得する3つのコツとは?(その3)



2016年10月22日 公開

新条正恵(コンサルタント、語学講師)

英語特有のロジカル表現を身につける

これからグローバルでビジネスをするのであれば、英単語や英文法の習得よりも大切なことがある。それは「英語のスピーチスタイルを習得すること」だ。

「先日頼まれていた資料ですが、なるべく今日までに終わらせようとしていましたが、営業部から頼まれた急ぎの資料もあり、来週になりそうです」

日本語のスピーチスタイルは起承転結型と呼ばれ、結論が最後となるように話す。これに対して英語のスピーチスタイルは序論結型と呼ばれ、結論を先に話す。また、あいまいな表現を避け具体的な日時や数字を使って話すロジカル表現が好まれる。先の例を言い換えると次のようになる。

「先日頼まれていた資料ですが、来週月曜日の午前中に提出するのでよろしいでしょうか? 金曜日中に終わらせようとしましたが、営業部から急ぎの資料を頼まれました」

ロジカル表現で話すと、聞き手は次のアクションが取りやすい。頼んでいた資料の提出が翌週でも良い場合は、最後まで聞かずとも「先日頼まれていた資料ですが、来週月曜日の午前中に提出するのでよろしいでしょうか?」に対して「大丈夫です」と答えられる。反対に頼んでいた資料を金曜日中に欲しい場合は、部内の別の担当者に頼むか、営業部に交渉をする。

グローバルなビジネスの場面では、常に聞き手が次のアクションを取りやすいように話すことが大切なのである。ロジカル表現を使いこなすことは「伝わる英語」習得の早道となる。

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英語にも「丁寧語」は存在する >



著者紹介

新条正恵(しんじょう・まさえ)

コンサルタント/語学講師

ニューヨークメロン銀行ヴァイス・プレジデント職を経て、その後独立。グローバルリーダーとして働いた自身の経験を活かし、海外進出を目指す企業向けにコンサルティングを行う。また、2016リオ五輪には通訳ボランティアとして参加、2020東京五輪で活躍したい人向けに講演活動を行っている。著書に『マルチリンガル式30日で使いこなせる仕事の英語』(かんき出版)などがある。

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