松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2017年04月10日 公開
世界的なコンサルティング・ファームや外資系資産運用会社で働いてきた経験を持つムーギー・キム氏は、世界の一流ビジネスマンが大切にしている習慣を間近に見てきた。彼らが最も重視しているのは、実は、「当たり前のことを徹底的にやる」ということだと話す。本日発売の『THE21』5月号から一部を紹介しよう。
ベストセラーになっている拙著『最強の働き方』は、これまで私が接してきた世界中の一流ビジネスマンたちが共通して実践している働き方や生き方を紹介したものです。言い換えれば、彼らが大切にしている働き方や生き方に関する習慣を1冊にまとめた本とも言えるでしょう。
この本の中では、「できる人ほどメールは即リプライ」「机やカバンの中の整理整頓を徹底する」など、「それって、別にグローバルエリートに限った話ではないんじゃないの?」という習慣をたくさん取りあげています。そうなんです。グローバルエリートは何か特別な習慣を持っているわけではありません。取り組んでいること自体は極めて普通のこと。しかし、その凡事を徹底しているからこそ、彼らは世界で活躍できているのです。逆に言えば、多くの人は凡事を軽視しているために、その潜在力を発揮できていないということです。
たとえば、「会議や待ちあわせの時間に遅れないこと」は、ビジネスマンなら誰でも必ず習慣化しなくてはいけないことの1つ。ところが、これを守れず、いつも時間に遅れてくる人がいますよね。こういう人はスケジュール管理ができていませんから、他のさまざまな締切りにも遅れがちです。また、相手の時間を大切にするという意識が低いため、約束もよく破ります。つまり、一事が万事。「待ち合わせ時間を守る」という凡事を習慣化できていない人は、仕事全般において人から信頼されず、「仕事のできない人」になりがちなのです。「あの人は約束の時間にはいつも遅れるけど、仕事は素晴らしくできるよね」という人を、私は寡聞にして知りません。
一方、「時間を守る」という凡事を徹底するには、スケジュール管理が必要ですから、仕事全般に関するタイムマネジメント力が上がります。また、時間を大切にするようになれば、仕事の優先順位をつけるようになるので、仕事の生産性も高まります。
「メールが届いたらすぐに返信すること」を習慣化している人は、他の仕事も先延ばしせず、すぐに取り組む人です。「メモを取るとき、内容をピラミッド構造に整理して、わかりやすく書くこと」を習慣化できている人は、他人とコミュニケーションを取るとき、話を構造化してわかりやすく伝えることができます。このように、1つの凡事を徹底することが、仕事全般の能力を大きく高めることにつながるのです。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
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