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7ステップでわかる!初めての不動産投資

2017年09月27日 公開

河田康則(カーター不動産代表)

シミュレーションで不安と疑問を解消

不動産投資を始めたいと思っても、資金はどれくらい必要なのか、まず何からどのように進めれば良いのか、何もわからないので不安があるという人も多い。そこで、自身も不動産投資で資産を増やし続ける投資家であり、不動産投資ビギナー向けの講演やセミナーでも知られる人気FPの「カーター校長」こと河田康則氏に、流れをシミュレーションして解説していただいた。《取材・構成=西澤まどか、写真撮影=永井浩、ILLUSTRATION=ゆづきいづる》

 

「なんとなく」ではなく明確な目標を持とう

不動産投資を始めたい人は、「なぜ不動産投資をしたいのか」を最初に明確にしておきましょう。たとえば、老後資金が欲しいのか、早期リタイアがしたいのか、動機はさまざま。意外に思えるかもしれませんが、投資で成功するために大切なのはマインドの部分です。

成功曲線という考え方があります。努力をしてもまったく結果が出ない時期が長く続き、努力がある一定値を超えると、急激に成果が出るという法則です。この考えは不動産投資も同様です。勉強して物件を探しても、なかなか決まらなかったり融資が下りなかったりと、結果が出ない期間が続くことがあります。

たとえば、融資を受ける際には金融機関に対して、成功し返済できるという説得力を持って臨まなければなりません。このとき、年収や資産は一つの指標になりますが、これらを増やすことは簡単ではありません。しかし、高利回りの期待できる物件を提示したり、経営方法を示すことで、相手の態度は違ってきます。銀行は融資を受けたい人の属性も見ますが、経営手腕ややる気も見ているのです。「なんとなくやってみたい」と思っているだけでは足りず、信念や強い内発的動機が必要だということです。

そして、マインドの次に大切な要素は「人」です。投資もビジネスと同じで「誰と」行なうかが大事です。たとえば、融資をしてくれる金融機関。同じ融資の審査でも担当者によって結果は違ってきます。

同じことは不動産業者や管理会社にも言えます。しっかり情報収集をして、自分に合った方法で投資ができ、長くつきあえる会社を選ぶことが重要です。

 

「安く買う」ためにもマインドが重要

不動産投資で成功している人の中には、普通のサラリーマンも多くいます。その人たちはさまざまな人の話を聞いたり、いろいろな業者を見比べたりして、融資を受けることに成功し、良い物件を選んでいます。

具体的にどうすればいいのか、流れについては次ページからのシミュレーションでご紹介するとして、一番のポイントは「できるだけ安く買う」に尽きます。安く物件を買えれば、利回りも高く、売るときにも利益を出せるでしょう。

しかし、2020年の東京オリンピックへ向かう今は、地価がどんどん上がっています。今は「買い時」なのでしょうか。

短期的に見れば、まだ地価は上昇しますので「買い」です。問題は長期的に見た場合ですが、今、日本政府には一千兆円を超える借金があります。これを解消する一つの方法は、大きなインフレを起こすことです。事実、政府も日銀もインフレを起こすように舵を切っています。インフレになった場合、貨幣よりも「もの」が価値を持ちます。不動産が今よりも価値を高める可能性は大いにあるのです。

いつ買うのが一番得なのか、絶対の正解はわかりません。しかし、景気の動向は直線的ではなく、ゆるやかな波を描きながら変動します。この波を利用することはできるのではないでしょうか。その点で言うと、私は人が「買い控える」ときこそチャンスと思っています。そのためには先ほど述べたメンタルが大いに関わってきます。信念を持ち、目的意識をはっきりとさせ、不動産投資を始めましょう。

 

はじめての不動産投資シミュレーション >

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著者紹介

河田康則(かわた・やすのり)

カーター不動産〔株〕代表取締役

1956年、岡山県生まれ。外資系保険会社の元支社長でファイナンシャルプランナー(FP)の投資家。教え好きで、姓の「かわた」から「カーター校長」の愛称で慕われている。1986年より株式投資、93年より不動産投資を開始。「スーパープラス思考」を根底に資産を増やし続け、セミナー、講演多数。FPの関係から不動産鑑定士、税理士、公認会計士、司法書士、ファンドマネージャー、銀行員等の人脈が広い。とくにメガバンクの融資と交渉に精通し、金利1%前後の融資を多数成功させている。著書に、『金利1%代で融資4億円を引き出す不動産投資』『「不動産投資」知識ゼロから儲ける1年生の教科書』(以上、ぱる出版)がある。

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