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社会人なら知らないと損する「お金の常識」とは?【前編】

2017年09月30日 公開

大江英樹(経済コラムニスト)

ほとんどの人の「お金の常識」は実は間違っている!?

貯金・投資・保険・年金……現代人の生活にお金の不安はつきものだ。しかし、世の中には一見正しいように見えても、実は間違っている「お金の常識」がたくさんある……そう語るのはこれまで累計40万人に金融知識を授けてきた経済コラムニストの大江英樹氏。そんな問題意識から今回、新著『お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ』を発刊した大江氏に、「社会人なら知っておきたい本当のお金の常識」についてうかがった。

 

お金のことを自分で考えられない人が増えている

「お金のこと、そろそろ真剣に考えないと……」

「お金が大切なのはわかっているけど、何から手をつけていいかわからない!」

 私は長年にわたって金融機関で仕事をしてきて、このような悩みの相談を数多く受けてきました。また、それと同時にたくさんのお金持ちの人たち、それも親からの遺産ではなく、自分の力で莫大な財産を築いた人たちの思考や行動を数多く見てきました。

その結果、わかったことがあります。それは「お金の増やし方、使い方を自分の頭で考えられる」ことが、将来大きな差になっていくということです。

 自分の力で莫大な財産を築いたお金持ちの人たちは、全員「自分の人生を自分の頭で考え、自分で実行してきた人たちばかり」でした。誰1人として、お金儲けのノウハウ本などを読んでいる人はいませんでした。一方、お金に困っている、悩んでいるといった人の多くは、流行の投資方法であったり、知り合いに聞いたノウハウを試してみたりといった、お金について「自分の頭で考えていない」人たちがほとんどでした。

 考えてみればあたり前ですが、お金に関する最適解というのは一律ではなく、時代や経済の環境、そしてその人の置かれている状況によってすべて異なります。したがって、ノウハウを学ぶよりも考え方を学ぶ方がはるかに重要です。

 特に、そのたくさんのお金持ちの人たちの思考や行動を見ていると、共通点がいくつも見えてきました。とはいっても、すべて「あたり前のこと」ばかりです。私もそんな人たちを間近で見ながら、自身の行動を考えるうえで参考にさせてもらい、資産形成に役立ったことも多くありました。

 今回、私は単なるお金儲けの方法や、節約指南術といったノウハウは紹介しません。そういうことを書いた記事は世の中にたくさんありますので、手っ取り早くノウハウを知りたければ、そういう記事を読むのがよいでしょう。でもはっきり言って、そういう記事は、大抵何の役にも立ちません。

 

今回の目標はお金の増やし方、使い方を自分の頭で考えられるようになることです。そのために、お金というものに対する向き合い方をどう考えればいいかについて、その原理原則を、お金を「増やす」「備える」「使う」といったごくシンプルな視点から語っていこうと思います。

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著者紹介

大江英樹(おおえ・ひでき)

経済コラムニスト

1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務、企業年金制度のコンサルティングに従事。定年後の2012年にオフィス・リベルタス設立。現在、年間140を超える講演、月12本の連載を抱え、多忙な日々を過ごす。著書に『定年男子 定年女子』(日経BP社・共著)など多数。

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