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ロボットが淹れるコーヒーはいかが?

2018年02月01日 公開

THE21編集部

「変なカフェ」1号店が渋谷に誕生

2月1日、H.I.S.渋谷本店内に、ロボットがコーヒーの販売・提供を行なう「変なカフェ」がオープンした。
米国のリシンク・ロボティクス社が開発した、単腕型・高性能協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」と、同時に複数杯のドリップコーヒーを淹れられるバリスタマシン「Poursteady(ポアステディ)」の2台が設置され、淹れたてのコーヒーを提供する。

コーヒーを飲みながら、旅のプランを考える――。
そんな、旅とコーヒーの親和性から、H.I.S.渋谷本店には、もともとカフェが併設されていた。そこを、ロボットカフェとしてリニューアルした背景には、エイチ・アイ・エスグループが手掛ける「変なホテル」で培ったロボットのノウハウがあった。

「変なホテル」は、2015年、長崎のハウステンボス内にオープンした、ロボットが接客するホテル。現在は全国で5店舗営業しており、チェックインや掃除、芝刈りなどの仕事をロボットが担っている。
そもそもは、少ない従業員数でもホテル運営をするという「生産性向上」のためにロボットを導入したと言うエイチ・アイ・エスの澤田秀雄会長。今回、「変なカフェ」でもその考えが活かされている。
変なカフェで働く「人」は、0.5人。豆の補充や機器の不具合に対応するスタッフが、必要なときにサポートをするのみ。それ以外は基本、ロボットとお客さんのやりとりだ。

まず、券売機で好きなメニューを選んで購入。出てきたチケットをバーコードリーダーにかざし、カップをセットするところまでがお客さんのやること。
その後、カップをバリスタマシンに移動させ、削ったコーヒー豆をフィルターに入れ、お湯のボタンを押してコーヒーを淹れ、できあがったものをカウンターへ移し、できあがりを知らせる。そして、フィルターに残った豆を捨てて洗浄し、元の場所に戻すまでがロボットの仕事だ。「オイシイ コーヒーハ イカガデスカ?」など、声掛けもしてくれる。

カフェの内覧会にて、一連の動作の中で、豆を捨てる場所をロボットが間違えるなど、多少のミスはあったものの、その動きはほぼ完ぺき。
「変なホテル」が「変化し続ける」ホテルであるのと同様、「変なカフェ」も、ロボットがノウハウを蓄積していって、どんどんバージョンアップしていく「変化し続ける」カフェ。今後は、さらなる進化が期待される。

ちなみに、使用するコーヒー豆は、ブラジル、グアテマラ、エチオピアなどの、生産者の顔が見える指定農園のもののみを使用。
メニューは、本格ドリップコーヒー(320円)をはじめ、カフェラテ(380円)など、全7種あり、今後アイスコーヒーも予定されているという。

「ロボットがコーヒーを淹れる」という非日常の体験もまた、旅行のワクワク感にもつながってくる。
そんな、新しいワクワクを感じられるカフェが、次はどこの店舗に登場するのか、楽しみだ。

≪写真提供:エイチ・アイ・エス≫


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