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重要なのは、メンタルを「マネジメント」する技術

2018年12月20日 公開

柴田励司(Indigo Blue会長)

「どんなときも平常心の人」を演じてなりきってみる

 

 外資系コンサルティング会社やカルチュア・コンビニエンス・クラブなどで経営者として活躍し、現在は人材開発事業を手がけている柴田励司氏は、40歳くらいまでは感情的になることが多く、「瞬間湯沸かし器」と呼ばれたこともあったという。いったいどのように、メンタルをマネジメントしてきたのだろうか。

 

「瞬間湯沸かし器」から「平然とした人」に変身

 ビジネスの世界でトップリーダーになる人は、いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた、タフなメンタルの持ち主というイメージがある。柴田励司氏は、38歳で外資系コンサルティング会社の社長に就任して以来、様々な企業で経営者を務めてきた。きっとストレス耐性は相当に高いのではないかと予想したのだが……。

「いや、高くはないですね。むしろ、感受性が鋭いせいか、今でもちょっとしたことでよくへこみます。

 また、40歳ぐらいまでは、周りから『瞬間湯沸かし器』と呼ばれていて、すぐに感情的になっていました。

 でも、あるとき、『このままではまずい』と気がついて、それからはストレス耐性が高い自分を演じるようにしたのです。

 仕事をしていると、『この人はどんなときでも平然としていてカッコ良いな』と思える人に何人か出会えるでしょう。そういう憧れの人を見つけて、その人になりきり、演じるのです。

 そして、演じている自分を、もう一人の自分が客観的に見るようにします。強いストレスを感じる場面では、『ここが踏ん張りどころだぞ。ここを乗りきったら道が開けてくるぞ』というように、もう一人の自分が、演じている自分を冷静に見ながら、応援してくれます。すると、本当に乗りきれます。

 演じるというのは、誰かと初めてデートをするときのことをイメージするとわかりやすいでしょう。自分を相手に魅力的に見せるために、ちょっと演じますよね。あれとまったく同じです」

 

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著者紹介

柴田励司(しばた・れいじ)

〔株〕Indigo Blue代表取締役会長

1962年、東京都生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、〔株〕京王プラザホテル入社。1995年、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング〔株〕(現・マーサージャパン〔株〕)入社。2000年。同社日本法人代表取締役社長に就任。2007年に退職したのち、〔株〕キャドセンター代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ〔株〕代表取締役COOなどを歴任。2010年、〔株〕Indigo Blueを設立し、代表取締役社長に就任。著書に『遊んでいても結果を出す人、真面目にやっても結果の出ない人』(成美堂出版)など。

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