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超多忙でも時間に追われないストレスフリーの手帳術

2018年11月22日 公開

森本千賀子(morich代表取締役)

カリスマ転職エージェントのスケジュール帳

人が足りない現場で、タイムマネジメントに苦慮する中間管理職は少なくない。デキるビジネスパーソンは一体、どのように時間管理をしているのか──。カリスマ転職エージェントとして成果を出しつつ、妻・母としても充実した時間を送る森本千賀子氏の手帳を見せていただいた。ビジネスとプライベートを充実させる時間術とは。

 

「翌週の予定は見ない」から余裕が生まれる

 1日平均7〜8件のアポイントをこなす森本千賀子氏。ビッシリと予定が入るため、タイムスケジュールは分刻み。1週間の予定がわかるレフトタイプの手帳で管理する。

「少なくとも1日5件以上のアポイントが入るので、月間ブロックタイプのスケジュール帳では予定が入りきらないのです。

 ただ、この手帳には月間ブロックもついていて、そこには自分以外の予定を入れています。

 例えば、子供たちのスケジュール。新学期には学校行事の年間スケジュールが出るので、自分の予定に組み込んでしまいます。その他にも友人の誕生日などを記入し、先に時間を確保しておきます」

 さらに、森本氏は常に12〜13個のプロジェクトを進行している。仕事とプライベートで「超マルチタスク」をこなす中、一人で集中する時間を捻出するための工夫があるという。

「私は月に3〜4回ほど地方出張がありますので、連載の執筆や情報をインプットしたいときは、移動時間を利用しています。

 その際、飛行機ではなく新幹線を、それも『のぞみ』ではなく『ひかり』を使うといった具合に、最短よりもプラス30〜40分余計に時間がかかるルートを選択します。そうすることで、まとまった時間を少しでも増やしているのです。

 移動は貴重な時間です。締め切り効果も期待できるので、いつもより有意義にすごせます」

 このように無駄がない時間の使い方をする森本氏だが、分刻みのスケジュールにストレスを感じることはないのだろうか。

「先々まで予定のつまったスケジュールを見ると、拘束されている感じがするので、自分の好きな仕事の予定であっても、さすがに気圧されてしまいます。

 そこで、私は翌週の予定はあえて細かくインプットしないようにしています。ページをめくれば、ギッシリ予定がつまっているのですが、目に入らなければ、憂鬱さも感じません。その週の仕事に集中できるので、結果的に生産性の高い仕事ができます。これだけで、忙しいことへのネガティブな感情を持ちにくくなります。“今”にさえ集中できれば、たとえ多忙であっても充実感が生まれるので、気持ちにも余裕が生まれるのです」

 

 

『THE21』2018年11月号

取材構成 THE21編集部



著者紹介

森本千賀子(もりもと・ちかこ)

〔株〕morich代表取締役

1993 年、〔株〕リクルート人材センター(現〔株〕リクルートキャリア)に入社。2012 年に〔株〕リクルートエグゼクティブエージェントへ転籍。転職エージェントとして、経営幹部や管理職クラスを対象に2,000 名超の転職に携わる。17 年3 月に〔株〕morich 設立、兼業を続け、同年10 月に独立。エグゼクティブ層の採用支援を中心に、執筆や講演など幅広く活動する。

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