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【今週の「気になる本」】『論破力』

2018年11月28日 公開

ひろゆき/朝日新書

自分を守るための「論破の技術」

 

私は議論がとても苦手です。

話していている最中に、自分が何をしゃべっているのかわからなくなるからです。

だから、口論になりそうなときは、その場から離れます。

 

ただ、「それでいいのか?」と思う今日この頃。

別に、自分の意見を通したいわけではないけれど、

急に議論という名のケンカをふっかけられることもあるわけです。

しまいにはマウンティングされる始末……。

 

そうしたときに、自分を守るために

またマウンティングされないよう抑止力として使えるように

議論の作法は知っておくべきではないか。

そう思い、この本を読んだわけです。

 

『論破力』というタイトルから、

相手を言い負かすための技法だけを解説した書籍と受け取る方もいるかもしれませんが、(まあ実際、その方法が書いてあるのですが)

実際は、もっと広範囲で、

自分にとって議論を有利に進める方法を解説しています。

 

方法は具体的で、再現性の高いスキルが紹介されているので実践的。

相手を論破する技術については他の書評家の方に譲るとして、

私が一番いいなと思ったのは

相手の議論の「あら」を見つけるという内容です。

 

要は、相手にしゃべらせることで、

つじつまが合わない点を深掘りし、

論理を破綻させるという方法です。

自爆を誘うという点はとてもいいなと。

ただ事実だけを述べているので、

別に自分から攻撃しているわけではありません。

これは、最強の防衛術です。

 

理路整然と物事をすべて説明できる人なんか

ほとんどいません。

また、論理的に考えていてもどこかに穴がある人は多いもの。

 

護身術として、役に立つかもしれない書籍です。

ひとつ、手に取ってみてはいかがでしょう。

執筆:S/N



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