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Readyfor「日本初・国内最大級の社会派クラウドファンディングサービス」 として誰もがやりたいことを実現する

2019年03月20日 公開

【経営トップに聞く】米良はるか(READYFOR代表)

【連載 経営トップに聞く】第15回 READYFOR㈱代表取締役CEO 米良はるか

およそ8年で、1,700億円規模の市場へと成長したクラウドファンディング。今後も大きな成長が期待されている分野だ。中でも日本最大級のクラウドファンディンングサービス運営会社であるREADYFORは、これまでに9,000件以上のプロジェクトで、90億円の資金調達を行なっている。ここまで成長できた原動力とは一体何なのだろうか。創業者でCEOを務める米良はるか氏にお話をうかがった。

 

クラウドファンディングは「タニマチ文化のオンライン化」

 

――クラウドファンディングという言葉が世に広まって久しいですが、改めて、その意味について教えていただけますか。

米良 何かにチャレンジをしたい人が、プロジェクトに必要な資金をインターネット上で集める仕組みのことです。プロジェクトの内容をインターネット上で公開し、その取り組みを共感した人がお金を出して応援します。

 

――日本には昔からタニマチ文化があります。それとは違うのでしょうか。

米良 大きくは違わないと思いますが、テクノロジーが発達したことによって、ライトに支援できるようになりました。クラウドファンディングでは、インターネットで支援できる手軽さや、資産家でなくとも少額から支援できる仕組みが整っています。「タニマチ文化のオンライン化」と言ってもいいかもしれません。

 

――タニマチ文化のある日本では、クラウドファンディングも受け入れられやすかったんですか。

米良 立ち上げ当初は、新しい仕組みだったこともあり、怪訝な顔されることも多かったですよ。タニマチ文化が日本にあるとはいえ、誰もクラウドファンディングのことなんて知りませんから。市場としての可能性が出てきたのも、ここ1、2年の話です。

 

――そもそも、クラウドファンディングにはどんな種類があるのでしょう。

米良 大きく分けて「金融型」「購入型」「寄附型」の3つがあり、当社では、「購入型」「寄附型」を採用しています。前者はお金以外の対価としてものやサービスが返ってくるタイプ、後者はお返しがありませんが、寄附控除を受けられる仕組みです。ちなみに、金融型は配当金や株式を取得できます。

 ただ、支援者もできることなら自分がお金を出した証が欲しいと思いますし、支援してもらった側も、支援者に何かしらの形で感謝を伝えたいはず。例えば、廃校をリノベーションし、コミュニティスペースにするための費用を募集したプロジェクトでは、支援者の名前を下駄箱に書きこんで感謝の意を表していましたね。

 

――Readyforでは扱っていないということですが、金銭的なリターンを目的としてクラウドファンディングを利用する人もいるのですか?

米良 一概には言えませんが、「誰かを応援したい」というモチベーションで支援する人が多い印象です。例えば、好きなアイドルって応援したくなりませんか? その人の握手会に行ってグッズを買うファンは、サービスや物に対してお金を払う以上に、アイドルを応援したいという気持ちが強いはず。それと同じように、支援する人も、自分がこの人やプロジェクトを支えたいという気持ちがあります。

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著者紹介

米良はるか(めら・はるか)

READYFOR代表取締役

1987年生まれ。2010年、慶應義塾大学経済学部卒業。12年同大学院メディアデザイン研究科修了。大学院時代にスタンフォード大学に短期留学し、帰国後11年に日本初のクラウドファンディングサービス「Readyfor(レディーフォー)」を立ち上げ、14年、READYFOR㈱として株式会社化、代表取締役CEO(最高経営責任者)に就任。現在、Readyforは国内最大級のクラウドファンディングサービスである。

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