松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2021年02月03日 公開
人と人の接触が避けられない「接客・サービス業」の多くでは、きわめて厳しい経営環境が続いている。
そんな中、接客・サービス業の現場リーダーを数多く支援してきたホスピタリティ・コンサルタントの船坂光弘氏は、「コロナ後の日本を元気にできるのは接客・サービス業しかない」とエールを送る。
※本稿は、船坂光弘著『接客・サービス業のリーダーにとって一番大切なこと』(PHP研究所)の一部を抜粋・再編集したものです。
コロナ禍の今、接客・サービス業の皆さんは本当に大変な状況の中で、日々悪戦苦闘されていると思います。
特に、その最前線に立つ現場リーダーの皆さんのご苦労は、想像を絶するものがあります。コロナ前には現場でイキイキと立ち回りながらメンバーを鼓舞していたような人でも、今は笑顔が消え、眉間にシワを寄せながら、日々仕事をされていることも珍しくありません。
中には、最近の状況から「世の中に自分の仕事は必要ないのではないか?」と疑念を持たれている方もいるのではないでしょうか。
でも安心してください。接客・サービス業は、絶対に必要な仕事です。必要どころか、コロナ後の日本を明るくする最大の原動力になる、いわば「日本の宝」です。そのことを知ってもらいたくて、この文章を書いています。
この記事を通じて、「自分の仕事は人々の喜びやしあわせに貢献する仕事なんだ」「世の中の笑顔を増やす仕事なんだ」という原点に戻って、「自分の仕事に誇りを持ってがんばろう」と思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
最初に自己紹介をさせてください。
私は大学を卒業して「人と関わる仕事をしたい」という想いから、新卒で長野県松本市にあるホテルに就職しました。それからフロント、ベルマン、ハウスキーピング、宴会、レストラン、ウェディングと様々な部署を経験しました。
そして33歳のとき、マーケットの競争激化により420組あった婚礼組数が287組まで落ち込んでしまったウェディング部門(15名)の支配人に抜擢されます。
しかし、当時の私は部下15名を従えるほどの器量も、マネジメントスキルもまったくありませんでしたし、そんなことを教わったこともありません。見様見真似でマネジメントをしてみましたが、結局自分一人で頑張っても空回りするだけで、業績は回復するどころかさらに下がる一方でした。
ただ私はラッキーなことに、尊敬する方からのある言葉によって、独りよがりで自分勝手だったことに気づくことができました (その言葉は、拙著『接客・サービス業のリーダーにとって一番大切なこと』で紹介しています)。
以来、私は部下に対して、ウェディングという仕事の素晴らしさを伝え、メンバーの想いや考えていることに耳を傾け、メンバー一人ひとりが持っている力をどうしたら引き出せるのかを考え、部下がやりたいことができるようにサポートする役に徹しました。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
江戸に鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。この長屋が舞台の「鯖猫長屋ふしぎ草紙」シリーズが時代小説ファン、猫好きの心をもわしづかみにしている。著者の田牧さんに物語誕生秘話を語っていただいた。
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に。くじ引きの結果、第17回は滋賀県! 執筆は、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
創業経営者にはいくつかの曲がり角があるといわれます。そんなときに経営者がとるべき対処法とは?
映画『罪の声』が今年10月30日(金)より公開される。物語の舞台は1984年の日本、劇場型犯罪が列島を震撼させていた。本作で主人公の新聞記者・阿久津を演じた小栗旬さんに、コロナ禍で感じたマスメディアの在り方や役者としての矜持について聞いた。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
江戸に鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。この長屋が舞台の「鯖猫長屋ふしぎ草紙」シリーズが時代小説ファン、猫好きの心をもわしづかみにしている。著者の田牧さんに物語誕生秘話を語っていただいた。
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に。くじ引きの結果、第17回は滋賀県! 執筆は、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
創業経営者にはいくつかの曲がり角があるといわれます。そんなときに経営者がとるべき対処法とは?
映画『罪の声』が今年10月30日(金)より公開される。物語の舞台は1984年の日本、劇場型犯罪が列島を震撼させていた。本作で主人公の新聞記者・阿久津を演じた小栗旬さんに、コロナ禍で感じたマスメディアの在り方や役者としての矜持について聞いた。