Voice » 政治・外交

政治・外交

2020年02月21日

SNS炎上にもつながる「多様性」議論を、天才哲学者マルクス・ガブリエルが考える

マルクス・ガブリエル(ドイツ・ボン大学教授)

SNS炎上にもつながる「多様性」議論を、天才哲学者マルクス・ガブリエルが考える

SNS炎上にもつながる「多様性」議論を、天才哲学者マルクス・ガブリエルが考える

マルクス・ガブリエル(ドイツ・ボン大学教授)

今、世界中から注目を集める気鋭の哲学者、マルクス・ガブリエル。史上最年少の29歳でボン大学哲学科の正教授に就任した「天才」だ。 彼が日本の読者のために初めて語り下ろした最新刊『世界史の針が巻き戻るとき「...

2020年02月19日

目的も分からず戦地に赴く兵士…「敵も味方も分からなくなった」現代の戦争

喬良&王湘穂(訳 Liu Ki)

目的も分からず戦地に赴く兵士…「敵も味方も分からなくなった」現代の戦争

目的も分からず戦地に赴く兵士…「敵も味方も分からなくなった」現代の戦争

喬良&王湘穂(訳 Liu Ki)

現在テロ、サイバー攻撃など、戦争は様式を変えて領域を広げ続けている。戦争の歴史を振り返ると、常に技術革新が背景にあった。しかし、もはや技術は臨界点に達した様にみえる。これからの戦争は技術ではなく、概念に紐...

2020年02月19日

緊迫する米・イラン、 再度「衝突」の可能性も…

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

緊迫する米・イラン、 再度「衝突」の可能性も…

緊迫する米・イラン、 再度「衝突」の可能性も…

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

※画像はイメージです。 2020年に入り、緊張を高めるアメリカとイランの外交関係。一時の危機は脱出したかに思われたが、共同通信特別編集委員を務める杉田弘毅氏は、両国は再び衝突する危険性がある、という。 大統...

2020年02月18日

【シミュレーション】中東・朝鮮半島「同時危機」という“悪夢”

古川勝久(国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員)

【シミュレーション】中東・朝鮮半島「同時危機」という“悪夢”

【シミュレーション】中東・朝鮮半島「同時危機」という“悪夢”

古川勝久(国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員)

今年の11月に米大統領選を控えているものの、世界情勢は落ち着きを見せない。依然として各国の外交関係には緊張が漂っている。米・イラン関係は予断を許さず、北朝鮮の非核化は一向に進まない。 国連安保理北朝鮮制裁委...

2020年02月17日

2020年米大統領選、問われるのは「トランプ外交」の成果だ

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

2020年米大統領選、問われるのは「トランプ外交」の成果だ

2020年米大統領選、問われるのは「トランプ外交」の成果だ

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

※画像はイメージです。 2020年米大統領選、その争点となるのは「外交」であるとの見方が強い。 トランプ大統領は北朝鮮やイランに対して、自らの選挙に有利となるような政策を展開した。3年間にわたる「トランプ外交...

2020年02月15日

"無慈悲な鉄槌"は旧世代の戦争…「血を流さない兵器」こそが導く残酷な結末

喬良、王湘穂(訳 Liu Ki)

"無慈悲な鉄槌"は旧世代の戦争…「血を流さない兵器」こそが導く残酷な結末

"無慈悲な鉄槌"は旧世代の戦争…「血を流さない兵器」こそが導く残酷な結末

喬良、王湘穂(訳 Liu Ki)

現在テロ、サイバー攻撃など、戦争は様式を変えて領域を広げ続けている。戦争の歴史を振り返ると、常に技術革新が背景にあった。しかし、もはや技術は臨界点に達した様にみえる。これからの戦争は技術ではなく、概念に紐...

2020年02月14日

世界が震撼したソレイマニ氏殺害、米・イランの緊張はまだ続く

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

世界が震撼したソレイマニ氏殺害、米・イランの緊張はまだ続く

世界が震撼したソレイマニ氏殺害、米・イランの緊張はまだ続く

杉田弘毅(共同通信特別編集委員)

※画像はイメージです。 2020年、アメリカ・イラン両国の関係が緊張状態を迎え、世界は「ここで次の戦争が起きるのか」と震撼した。日本でも連日メディアで報道がなされていたので、ご存じの方も多いだろう。 緊迫す...

2020年02月05日

「目が覚めると兵器に豹変」“予言の書”が示していた戦争の新兵器

喬良&王湘穂(訳 Liu Ki)

「目が覚めると兵器に豹変」“予言の書”が示していた戦争の新兵器

「目が覚めると兵器に豹変」“予言の書”が示していた戦争の新兵器

喬良&王湘穂(訳 Liu Ki)

現在テロ、サイバー攻撃など、戦争は様式を変えて領域を広げ続けている。戦争の歴史を振り返ると、常に技術革新が背景にあった。しかし、もはや技術は臨界点に達した様にみえる。これからの戦争は技術ではなく、概念に紐...

2020年01月29日

磁気ネックレスを高額販売…中国人観光ツアーの恐ろしい実態

西谷格(ノンフィクションライター)

磁気ネックレスを高額販売…中国人観光ツアーの恐ろしい実態

磁気ネックレスを高額販売…中国人観光ツアーの恐ろしい実態

西谷格(ノンフィクションライター)

新型コロナウイルスの影響も懸念されるなか、春節(中華圏の旧正月)を迎え、多くの中国人が日本を訪れる。かつてほどではないものの、「爆買い」ブームは依然続いている。 近年では、風光明媚を求め地方に足を運ぶ...

2020年01月28日

満洲事変は「誰が、何人で」起こしたのか

宮田昌明(文学博士)

満洲事変は「誰が、何人で」起こしたのか

満洲事変は「誰が、何人で」起こしたのか

宮田昌明(文学博士)

軍部の独走、政党政治の崩壊、帝国主義、強引な植民地獲得への国際批判──近代日本の転換点となった満洲事変はどのようにして引き起こされたのか。その背景には現場で日本を憂う者たちがいた。 本稿では宮田昌明氏の...

2020年01月17日

アメリカの分断を狙う!? 暗躍するロシア「戦略的テレビ局」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

アメリカの分断を狙う!? 暗躍するロシア「戦略的テレビ局」

アメリカの分断を狙う!? 暗躍するロシア「戦略的テレビ局」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

覇権国アメリカはこれまで圧倒的な軍事力と経済力を有してきたが、それと表裏一体の関係として常に世論・文化・情報でも主権を有してきた。 ところが現在、ロシアが情報戦略によってアメリカに激しく攻撃を加えてお...

2020年01月16日

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

「靖国、歴史」で攻める中国・韓国…日本が引かないために必要な"意識と発信”

石澤靖治(学習院女子大学教授)

日本は「正義と世論形成を争奪する戦争」に後れを取ってしまったのか? 情報が瞬時にインターネットで拡散され、真偽を確認する前に国際世論が形成され、政策決定に影響を与える世界の現状において、日本は国家としての...

2020年01月14日

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

渡瀬裕哉(パシフィック・アライアンス総研所長)

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

2020年「トランプ大統領の再選確実」を信じてはいけない

渡瀬裕哉(パシフィック・アライアンス総研所長)

新聞や論壇誌、評論家のあいだでは、早くも2020年のアメリカ大統領選挙で「トランプ勝利」との見方がある。だが毎日、現地の世論調査や選挙動向を精査し続ける渡瀬裕哉氏は「現時点で明言すること自体がすでに?」と語る。...

2020年01月13日

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

中国批判に猛抗議する留学生…アメリカの有名大学を侵食する「孔子学院」

石澤靖治(学習院女子大学教授)

米中対立は言うまでもなく、近年の国際情勢の動きはこれまでになく激しく、大きい。覇権国アメリカの世論、文化、情報支配が揺らぎ、あるいは崩壊しつつある。 その裏には「習近平の中国」の恐るべき工作機関である...

2020年01月08日

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

汚名返上の博打の結末は? ある米民主党議員の失態

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

(上院議員の事務所に中国人スパイが入り込んでいた) 民主党の支持基盤の一つに女性層がある。同党は彼女たちに、セクハラ被害を積極的に訴える「ミーツー運動」を勧める。この運動の狙いには頷けなくもないが、性...

2020年01月06日

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

渡邉哲也(経済評論家)

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

イランだけでなく中国にも…予測される「アメリカの厳しい制裁」

渡邉哲也(経済評論家)

新年早々から世界戦争に発展しかねない危機が訪れた。 一方的な核合意離脱を端緒にしたアメリカとイランの対立は、ソレイマニ司令官殺害により最悪な事態へ進もうとしている。トランプ大統領の過激な発言にも注目が...

2020年01月03日

ヒラリーの創作したロシアゲート

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

ヒラリーの創作したロシアゲート

ヒラリーの創作したロシアゲート

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 トランプ「悪魔化」プロパガンダは、ロシアゲートから始まった。「トランプが勝利したのは、大統領選挙にロシア(プーチン)が介入していたからだ。トランプはプーチンの傀儡(かいらい)である。そ...

2020年01月02日

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 昨年末(12月18日)、米国下院は二つのトランプ大統領弾劾決議案を可決した。 第一の決議は、「ウクライナのゼレンスキー大統領に、米国からの支援金の拠出を保留すると脅して、2020年の大統...

2019年12月31日

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 トランプは、内政(とくに経済)も外交も、無難以上の舵取りで国民を喜ばせている。そうでありながら、彼の政治のほぼすべての場面で民主党は反対に回った。2018年の中間選挙ではたしかに下院だけは...

2019年12月24日

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

満洲事変とは何だったのか…満洲事変から支那事変を経て大東亜戦争に至る日本近代史を、長期的な歴史的文脈の中で、かつ、多面的・複合的な視点から再評価を試みた宮田昌明氏の新著『満洲事変』。 同書にて宮...

×