ひとりでいるとき、「寂しい」と感じてしまう日はあるでしょう。家にひとりでいると、時間を持て余してしまう。ひとりで外出すれば「友達のいないかわいそうな人」と思われている気がする――しかし、ワタナベ薫さんは、「孤独」とは「自由」の別名だと言います。独身でも、結婚していても「ひとりの時間」をいかに楽しめるかが人生の幸福度を変えていく。自分自身と最高に仲良くするためのマインドの持ち方を解説します。
※本稿は、ワタナベ薫著『おひとりさまの生存戦略 人生100年時代をご機嫌に生きるスキル』(扶桑社)より一部抜粋・編集したものです。
孤独は「寂しさ」ではなく「自由」の別名である
「ひとりでご飯を食べるのが寂しい」「休日、誰とも喋らないと不安になる」。
もしそう感じているなら、それはあなたが「孤独」という言葉に、勝手に「寂しい」というネガティブなラベルを貼っているからです。私もよくお伝えしている点ですが、孤独感は、空腹感と同じくらい当たり前のことです。視点を変えてみてください。「孤独」とは、「自由」の別名です。
本稿では、誰かとつながることでも、誰かを整理することでもなく、最も大切なパートナーである「自分自身」と最高に仲良くするためのマインドセットをお伝えします。
「既婚」か「独身」か、は関係ない
独身の方はもちろんですが、たとえ夫がいても、子供がいても、人は結局のところ「ひとり」です。家族がいてもわかり合えない孤独を感じることもあれば、一人暮らしでも世界とつながっている充実感を感じることもあります。重要なのは、戸籍上のステータスではなく、「ひとりの時間をどれだけ楽しめる才能があるか」です。ソロ活動最高です!私たち世代こそ、ソロ活のプロフェッショナルになるべきです。
孤独(自由)だけが持つ「三つの贅沢」
この項目を読まれた後には、ひとり時間を取れる自分がなんと幸福か!と思えてくることでしょう。ひとりの時間は、寂しい時間ではなく、以下の三つの贅沢を独り占めできる時間です。
1. 時間の贅沢
誰かに合わせて起きる必要も、食事の時間を気にする必要もありません。
夜中に起きて本を読んでも、昼からワインを飲んでも誰にも文句を言われません。
2. 感情の贅沢
誰かの機嫌をうかがう必要がありません。不機嫌な夫のため息を聞かなくて済みますし、気を使う友人に愛想笑いをする必要もありません。あなたの感情は、100%あなたのものです。
3. お金の贅沢
自分の稼いだお金、あるいは自由になるお金を、すべて自分の「ときめき」のためだけに使えます。
「寂しい」と感じたら、それは「暇」なだけ
厳しいことを言いますが、「寂しい、寂しい」と言っている人は、単純に「暇」なのです。......とここに書いている私も、孤独を感じた時は、大抵の場合、時間の余裕がある暇な時。そのたびに「ハッ」とするのです。「あれ?私、考えている暇があるんだ」と。自分を喜ばせることに忙しい人は、寂しさを感じている暇がありません。
・行ってみたかった美術館に行く。
・前から気になっていた語学の勉強を始める。
・推しの動画をひたすら見る。
「誰かと一緒じゃないと楽しめない」という思い込みを捨ててください。
私の場合は、二つの会社を経営しながら、56歳から通信制の大学で仏教の勉強を始めました。そして、弊社でオンライン英会話の学びも提供していますので、私自身も英会話を毎日学んでいますが、もっともっと学びたいことがあります。加えて、日々のブログ更新やリール動画の撮影、編集、オンラインサロンのプログラム作成、スクール運営などがあり、さらに趣味や遊びもしたいことがたくさんあります。いくら時間があっても足りませんし、孤独を感じている暇がほとんどありません。
映画の感想を言い合う相手がいなくても、ネットに感想を書けばいいですし、食事に関しても、「みんなで食べれば美味しいね!」に騙されないでください。美味しいものは、ひとりで食べても美味しいのです(笑)。
結論:自分を楽しませるプロになろう
「孤独」を恐れて、好きでもない相手と群れるのは、人生の浪費です。「私には、私という最高の遊び相手がいる」。そう思えた瞬間、あなたの人生から「寂しさ」という文字は消え去ります。
ひとりで堂々とフレンチフルコースを食べに行ける女性になりましょう。格好よくないですか?ひとりで旅の計画を立て、実行できる女性になりましょう。「孤独」という名の「自由」を使い倒せる人だけが、結果的に、他人とも依存のない、自立した美しい関係を築けるのです。凜とした美しさは、孤独と仲良くなり、それらを楽しめる強さです。意識を変えることで、そんな女性にあなたもなることができます。