「アンチコメントも面白い」と思えるのはなぜ? いけちゃんに聞く“心が軽くなる考え方”
2026年07月24日 公開
登録者80万人超えの旅系YouTuberとして活動するいけちゃん。たくさんのファンから愛される中、時には心無いコメントやメッセージが届くことも。ところが、今では嫌味に対しても不機嫌になることはなく、面白さを感じることもあるといいます。
なぜアンチコメントが寄せられても、ネガティブにならないのか――本稿では、いけちゃんの考え方を紐解いていきます。
※本稿は、いけちゃん著『わたしは猫のように生きたい。』(クロスメディア・パブリッシング)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
※写真はイメージです
甘え行動
わたしは基本的に最大限甘やかされたいです。恋愛や友人関係だと、わたしはボス猫体質なので甘えられることが多いです。ですが、いつももっと甘やかされたいと思って生きています。
甘えたいなぁと思った時は、何でもない日に自分で自分にケーキを買ったりして、甘やかしてあげます。(今日も生きててえらいねー!って、無理やり褒めポイントを探します)
よく、仕事とプライベートのオンオフを分けるという話を聞きます。なんか、疲れるなぁ、と感じてしまいます。今のわたしには必要のない考えかたです。根本の生きかたが自由人なので、ずっと同じテンションです。画面の中でも外でもそんなに変わりません。
これは、自分の微妙な面もそのまま外に出すことになります。そんな部分を見て去ってしまう人は、どうせいつか「思っていたのと違った」とか言ってくるので、最初から自分をよく見せすぎないようにしています。
素の自分でずっと過ごせたら、とても楽です。猫は最初からそうしています。猫化していれば、すぐに甘えられます。すぐ甘えられることは、精神状態をマトモに維持するのにとても重要です。
やさしく怒る
みなさんは相手からネガティブな言葉をかけられた時にどんな対応をとりますか?わたしは職業柄、アンチコメントで過度に批判されたり、マウントをとられたりすることが多いです。
「社会不適合者すぎてヤバい」
「早く辞めてほしい」
「数年後もYouTuberとして生きていられると思っているんですか?」
そんな心ないコメントやメッセージを送りつける人がいます。かなり、酷いです。でも、毎日のようにそんなコメントを見ていると、それに慣れてしまうもので、それなりに傷つきはするものの、ふつうの人よりも遥かに免疫があります。
嫌味を言われたら、「そうなんだあ」と咀嚼するようにしています。どんな環境でどんな仕事をしていて、どんな人がどういう気持ちで、そんなことを言っているのか?そのように頭を巡らせると、人間の面白さを感じることができます。嫌な発言も、冷静にとらえることができれば、不機嫌にならず、いつもと同じテンションで「やさしく怒る」ことができます。
『この人は、わたしのようなタイプの人間(猫?)にあったことがないからこういう風に感じるのかぁ。この人が生きている別の界隈も面白いなぁ』
そんなふうに解釈して、人間に興味をもつと、嫌いにはなれず、人間というものにますます興味が湧いてきます。(ブロックしちゃいますが)
待ち合わせ
人との待ち合わせに、間に合うように努力はするのですが、いつも同じように約束時間に少し遅れてしまいます。毎回、「これで間に合う!」と考えて出発するのですが、結果はいつも同じで、ちょい遅くなってしまいます。
友達と待ち合わせする場合は、そんなわたしでも、まだちゃんとしているほうで、大幅に遅刻する人がわたしの周りでは多いです。ただし、仕事では遅刻はしないように心がけています。(さすがに大事な仕事で遅刻はしたことがない)
みなさんは遅刻に対して厳しいですか?それとも寛容ですか?わたしはとくに気にしません。時間か空いたら、その時にできることをやってしまいます。今やるべきことがなければ、近くを散歩したりお茶を飲んだりして、気長に過ごします。
むしろ、待たされている時間は、突然与えられたラッキータイム。本来なかった時間をプレゼントされた気分になって、いつもより少し贅沢に過ごします。そのままドタキャンされても、超ラッキータイムとして楽しく過ごします。
本当は猫のように待ち人がいつ来るのか、察知できる能力があったらいいなぁと思います。わたしには第六感というものが全くないからです。そのような感覚があったら、待ち人が来る時にその場所へ良いタイミングで行くことができるのに。
猫化人間になっても、この感覚までは流石に難しいです。第六感、欲しいです。
気分の切り替えスイッチ
わたしの気分の切り替えスイッチは残念ながら「猫の伸び」ほど簡単ではありません。ですが、猫と同様、誤魔化すことは得意です。
日本人は責任感があまりにも強く、精神的にも弱いです。いや、強い人ほど「誤魔化す」ことを嫌がり、自己責任という名のもとに自分を過剰に責めます。
わたしもかつては自責型の人間でした。失敗に向き合いすぎた結果、鬱になり人生が滅茶苦茶になりました。鬱になっても、誰も同情してくれません。体が動かなくなっても、誰も自分ほど親身になって考えてくれません。そもそも、どうすれば鬱にならなかったのか?そう考えずにはいられませんでした。
そこで編み出した挫折攻略法は「何があっても人のせいにする」です。ぱっと見、現代を生きる人間としては最悪の発想です。
全部他責。失敗したら全部誤魔化す。全部なかったことにする。
失敗したら次の行動も「また失敗するかも...」と制限されがちですが、失敗の記憶そのものを全部自分に都合よく書き換えることで明日も前向きに生きていけます。