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社会
阿部彩(社会政策学者),鈴木大介(ルポライター)
2018年10月30日 公開 2024年12月16日 更新
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日本の相対的貧困率は15.7%。人数で言えば1900万人以上。日本には本当の貧困なんてないと言う人にこそ伝えたい現実。貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。
「おにぎり食べたい」----日記にそう書き残して孤独死した男性は、数ヶ月前まで「生活保護」を利用していた。明らかにされるワーキングプアとの根深い関係----。生活保護の専門家として3500件以上の相談に応じてきた著者が、生活保護の現場から格差是正の処方箋を示す。
貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」がある。日本では、健康で文化的、そして人間らしい生活ができないような状況、いわゆる「相対的貧困」が全世代で広がり続けている。本書では、あらゆる世代の貧困事例を紹介しつつ貧困状態から抜け出すための具体的な解決策を紹介。
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読者投稿:第58回「PHP賞」受賞作
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