<<からだに必要な栄養素をバランスよく摂りながら、ダイエットや日々の健康管理を無理なく続けられると、性別、年齢を問わず多くの人に支持されている「腹ペタ」スープ。
簡単ダイエットの専門家の藤井香江氏が、自身の経験から「作る人がストレスなく、食べる人の健康も守りたい」と研究を重ねて考案。藤井氏自身、半年間で20kgのダイエットに成功し、その体型を20年以上キープしています。
本稿では、ダイエット失敗の原因になりがちな「甘いもの」と「アルコール飲料」の上手な摂り方。お付き合いやイベントで食べ過ぎ、飲み過ぎたときにリセットする方法を紹介します。>>
※本稿は『作りおきで、かんたん! 「腹ペタ」スープダイエット』(藤井香江)より一部抜粋・編集したものです。
我慢しすぎるのはストレスのもと。甘いものへの欲求は「我慢しないおやつ」で上手にかわす
「腹ペタ」スープは、保存がきくスープの素さえ作っておけば、あとで加える食材や調味料によって味は自在に変化。「毎日食べても飽きない」おいしいスープをたっぶり食べるので、ダイエット中でも空腹に悩まされることはありません。
ただ、食べものの好みや食習慣は、そう簡単に変わらないもの。空腹でなくても甘いものが欲しくなる、お付き合いやイベントで「今日だけ」のつもりで食べ過ぎ・飲み過ぎたことが、そのままズルズルと……。
ダイエット中の我慢は辛いものですが、好き放題食べていてはなかなか痩せません。
食べたいものを我慢し続けることは心理的に大きなストレスとなります。必死で我慢してダイエットに成功しても、甘いものをたくさん食べてしまったり、リバウンドしやすくなったりと反動を招きがちに。
甘いものや揚げもの、ビールやワインなどのお酒は、ダイエットではNGといわれる食品も、少量ならOKと、上手にかわして、摂り過ぎないようにしましょう。
甘いものが欲しいときに「おすすめのおやつ」
・ゼリー:寒天が原材料のゼリーなら食べても安心。3時のおやつに。
・ドライフルーツ:嚙み応え十分。豊富な食物繊維で血糖値上昇を抑制。2〜3かけ程度。
・ダークチョコレート:砂糖不使用、カカオ70%以上のものを2〜3かけほど。
・黒蜜ところてん:ゼロカロリーのところてんなら、甘い黒蜜をかけても気にしない。
・ローズヒップ&ハイビスカスティー:華やかな香りでリラックス。ストレスケアのビタミンCも含有。
食べたい欲求を我慢すると、もっと食べたくなるのが人間の心理。空腹を感じたときは。歯応えのあるもの、抗ストレス作用のある食材を選ぶのがコツです。
お腹がすいてたまらないときに「空腹感を我慢しないおやつ」
小魚(無塩ロースト):ミネラル豊富な小魚は不足しやすい微量栄養素の宝庫。
あたりめ(するめ):低カロリーで嚙み応え十分。育児や仕事中のムカムカ解消にも。
ナッツ類(無塩ロースト):糖質、脂質の代謝を助けるビタミンB群が豊富。
乳製品(チーズ、ヨーグルト):カルシウム豊富な乳製品はイライラ解消にも最適。
かんきつ類(グレープフルーツ、オレンジ、みかん):ストレスで失われがちなビタミンCを補給。1個食べれば大満足。
炭酸水(無糖):空腹感、イライラ解消に最適! レモンやライムで香りをつけて。
「我慢しないおやつ」リストを参考に、無理なくダイエットを続けていきましょう!