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生き方

コロナ禍でも動じない「満員電車の通勤生活を捨て、地方で年収2500万円」を実現した人

森田洋生(フクダヤ代表),鬼塚忠(作家エージェント)

2020年05月25日 公開 2022年07月04日 更新

 

地方暮らしで得られる「自分の時間」

(鬼塚)よく言われるのですが、地方での人間関係はどうですか?

(森田)私が住んでいるのは、新幹線の停車駅から車で10分ほどの比較的地方でも都市部に住んでおります。人間関係は特に東京などとも変わらず、お隣さん同士とは顔を合わせて挨拶をする程度です。

町内会や何かのイベントも誘われれば行く程度なので都会と大差ないです。唯一、地元の商工会議所のメンバーにはなっているのですが、都市部の交流会というよりは情報集めのためのお茶会といった感じです。

これは鹿児島特有なのですが、乾杯が「焼酎」なことに驚きました。地場産業復興のために条例で決まっているところもあります。ただし、私は焼酎が飲めないので、残念ながらそこは嫌われます。笑

(鬼塚)地方でPCを使い、全国標準の報酬を得ながら生活をしているいい点と悪い点を教えてください。

(森田)いい点は、収入は大きく、支出は小さくできる点です。金持ち父さんでも書かれているようなこの図式が成り立ちやすいです。固定費という支出も少なく、安くておいしいものがたくさん食べられます。これは地方のメリットです。

デメリットとして、私が一番考えるのは、皆さんに会いに行くまでに交通費と時間がある程度はかかるといったところでしょうか? ただ、新幹線駅や空港までも比較的近く、現在はLCCや各種優待もあるので、うまく使えば安く移動することは可能です。

どうしても東京などの都市部からの情報が入ってくるまでにタイムラグが生じる点もデメリットですが、様々なネット上のコミュニティに所属して情報は自分からとりにいけば、地方でも問題ありません。

 

新型コロナウイルスが変えてしまった価値観…東京に

(鬼塚)コロナの時代に、時代は森田さんのような生活を望んでいる人は多いと思います。そういう人にアドバイスしていただけますか?

(森田)今までの価値観とガラッと変わった世界がもう来ていると思います。

私も学生時代はなんとなく「大企業に入って、いい給料をもらいながら、全国を転勤する」という人生を思い描いていましたが、実際に就職して、働いてみたら、上司のいうことを確実に聞かないといけないサラリーマン生活に嫌気がさしました。

上司のミスを自分になすりつけられ、転勤したあともなぜかその後処理をやらされたこともありました。今でも信じられません。

いきなりビジネスを立ち上げるにはなかなか苦労もあると思います。まずは独立してもある程度はやっていけるように、まずは食べていける専門知識などを付けたほうがいいと思います。

私の場合はそれが・投資・ネットマーケティング・MBAスキルでした。趣味でMENSA会員(高IQ知識集団)とかにもなっています。

この分野であればまず上位10%には入れるという知識をつけて、独立&地方でやるのはおすすめです。都会にいるより、一番の違いは時間に余裕が生まれるという点です。ただ、これを悪く使えばただ呆けてしまいます。情報や知識を積極的に取得して発信する必要はあります。

ネット環境はどこでも備わっているので、東京や都市部と地方の生活の差はないと思います。ぜひ皆さんもお好きな土地で自分なりの起業をして、自分の時間を有効に使う生活をしてみてはいかがでしょうか?

畑でとれたネギやピーマンとはおいしいです。
人生を最大限楽しみましょう!

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