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生き方

コロナ禍でも動じない「満員電車の通勤生活を捨て、地方で年収2500万円」を実現した人

森田洋生(フクダヤ代表),鬼塚忠(作家エージェント)

2020年05月25日 公開 2022年07月04日 更新

 

鹿児島への移住後、3年で収入が安定

(鬼塚)ビジネスが軌道に乗るまでどれくらいの時間とお金がかかりましたか?

(森田)鹿児島に移り住んで、1年くらいはいろいろ試行錯誤をしながらやってみて、収入が安定するのに3年かかりました。初年度の年収は700万円ほど、2年度は1400万円ほどでした。

今では本当に情けない話ですが、起業当初会社の預金残高は「6419円」でした。そこから銀行の借入れを行い、セミナーやサービスの準備をして今に至ります。サブスクモデルを取り入れたのが軌道に乗った要因とも思います。売り上げが2倍になりました。

(鬼塚)毎月の固定費はいくらかかりますか?

(森田)少ないです。最も費用がかかっているのは、ケータイ代ではないかというレベルです。地方に住めば生活費は驚くほど安いです。

ネット事業をやっているので、様々なプラットフォームのサブスクリプション(定額サービス)料金はどうしてもかかってきますが、それでも各プラットフォーム代は月5000円ほどです。Zoomに至っては月20ドルもしないですしね。トータルの月固定費は10万もかかってないです。

他の事業を手伝ってもらっているアルバイトと外注の費用がありますが、週2回で時給800円なのでそれほど大きな支出になりません。

あとは月によって集客のための広告費がかかる月とかからない月の差があります。かかる月は20万円ほど、かからない月は8万円ほどです。

(鬼塚)日に、週に、どれくらいの時間を仕事に費やしていますか?

(鬼塚)仕組みができるまでは毎日10時間くらいは働いておりました。集客の動画を作成するときは根気を入れなくてはいけないので1日12時間くらい動画を撮っている時もありました。

それを休みなく1年間は続けて、2年目以降はその修正でした。2年目以降は体調を整えることも考えて、午前は資料作成&修正に充てています。

通常は週5日の労働で、一日の単位でみると、午前中の3時間くらいPCに向かって作業しています。でも、投資が大好きなので、15時くらいまではPCかスマホで株価を見ていることも多々あります笑

 

週末は温泉へ 地方のスローライフ

(鬼塚)典型的な一日の時間の使い方を教えてください。

(森田)一日の時間の使い方としては8時頃起床して、コーヒー&バナナを食べながら、ニュースなどを軽くチェック。午前はセミナーの資料作成&修正などをコツコツして、トレードも行う。ランチを軽くして、午後は好きなことをちょこちょこと。

ジムに行ったり、畑作業をしたり、ただ、相場が忙しい時は相場に集中します。17時頃から夕ご飯まではPCに向かってメルマガを書いたり、ブログを書いたりしています。18時過ぎに夕ご飯を食べます。

夜はゲームをするか読書をするか、オンラインでお客様と打ち合わせをする。週末は温泉などにいって、地元のおいしいものを食べながら、のんびり温泉にはいって、ゆったりする。そんな生活です。

ここで注目して頂きたいのは「通勤がない」ことです。通勤こそ無駄で不快な時間はないと思っています。なぜならそこに行けなければいけないという理由などないです。

ただ、同じ場所にばかりいると付き合う人が固定化されますので、お客様の顔を伺いに月に1回は各地に出張して打ち合わせや食事などをしています。オンラインでしかあったことがない生徒さんと会うと「よく知っているけど初めまして」というような挨拶をされたりします。

場所にとらわれない仕事を構築したおかげで、海外へも行きます。地方からでもLCCなどで飛びやすい環境です。

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地方暮らしで得られる「自分の時間」

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