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消えた織田信秀の四千貫はどこに?… 『麒麟がくる』が描く“室町幕府の腐敗”

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

2020年10月31日 公開 2022年06月30日 更新

 

光秀のライバル登場? 丹波攻略戦への伏線

元関白、近衛先久が丹波国に身を寄せる。誰が受け入れたのかと申すと丹波国、黒井城城主の赤井直正(あかい・なおまさ)である。赤井は、後に信長に下るが裏切り、反信長側に。光秀の丹波攻略を撃退するほどの戦上手である。

そう、この男は光秀の好敵手ライバルである!

丹波攻略戦は重要な場面であるし、この先の『麒麟がくる』で赤井直正も登場するのではなかろうか?

丹波を平定した光秀は、丹波を支配下に置く。此度の放送は丹波が度々登場した。これは、赤井登場の伏線の匂いがするのう。

 

揺れる浅井長政、そして信長の思惑はいかに...

第29回は、光秀の正義感溢れる場面が見所であった。幕府が如何に腐敗して機能していないかが、視聴者にも伝わったのではなかろうか。

太夫が天皇から「温石」、今で申す懐炉(かいろ)を貰って惚れてしまう。現世の者も大好きな恋愛劇としても楽しめる、大河ドラマ天晴である!

次回、第30回は「朝倉義景を討て」。織田家か朝倉家かで揺れ動く浅井長政の心情、同盟関係を破棄する正に戦国乱世を表現する回。次回も皆で共に楽しもうぞ!

【参考文献】
『大河ドラマガイド 麒麟がくる後編』(NHK大河ドラマ・ガイド)
『信長公記』
『完訳フロイス日本史』(中公文庫)

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