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自律神経が乱れたら「コンビニ」へ? からだを整える“手軽なおやつ”

平澤芳恵(管理栄養士)

2021年06月29日 公開 2022年01月27日 更新

不規則な生活や食生活の偏りで自律神経が乱れると、疲れやだるさ、イライラなどの不調につながります。そんなときはコンビニでも買える栄養価の高いおやつを食べて、自律神経のバランスを整えましょう。(構成・取材・文:オフィス201)

※本稿は、『PHPからだスマイル』2021年7月号の内容を転載したものです。

 

ちょっとした不調にコンビニおやつ!

健康のためには3度の食事と適度な運動が大切ですが、習慣化するのは難しいもの。まずは、日々のおやつを脂肪や糖分たっぷりのケーキからバナナに変えるなど、不足しがちな栄養を補うことから始めましょう。

小さな習慣の積み重ねが不調改善につながります。コンビニで買えるおやつなら、手軽にちょうどいい量が手に入ります。

 

夕方のおやつで副交感神経を優位に

夕方は、日中の交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態に切り替わってくる時間帯です。おやつを食べてホッと一息つくと、自律神経の切り替わりがスムーズに。

帰宅後、夕食を作る前のエネルギー補給として食べると、小腹も満たされます。量は100〜200キロカロリーくらい、ヘルシーにバナナ1本やヨーグルト1カップほどが目安です

 

コンビニで買える「心と体を整えるおやつ」

●ミックスナッツ

食物繊維やビタミン、ミネラルが摂れます。栄養素は単体ではなくチームで働くので、複数のナッツが入っているミックスナッツがおすすめ。噛かみ応えがあり、満足感も得られます。

●小魚アーモンド

小魚は、骨を強くし、イライラした気持ちを鎮めてくれるカルシウムが豊富です。アーモンド入りのものなら、アーモンドのビタミンEや食物繊維といった栄養も同時に摂れます。

●チョコレート

原材料のカカオには、食物繊維やマグネシウムが豊富。マグネシウムはストレスがかかったときに消費されやすいので、おやつで補給しましょう。ナッツ入りのものもおすすめです。

●大麦入りのお菓子やパン

大麦は、小麦を使ったお菓子に比べて食物繊維が豊富。さらにビタミンやミネラルも摂れます。最近は大麦を使ったチョコレートやビスケット、パンなど商品のバリエーションも様々です。

●干しいもや甘栗

さつまいもや栗には食物繊維がたっぷり。食物繊維は、腸内環境を整えてくれます。干しいもやスイートポテト、甘栗などのお菓子でもOK。さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいので、効率よくビタミンCを取り入れることができます。

●冷凍フルーツ

最近のコンビニは、ブルーベリーやマンゴーなど冷凍フルーツのラインナップが多種多様。カットして食べるのが面倒なフルーツも、冷凍フルーツならすでに一口大になっているので手間もかかりません。ヨーグルトなどに入れて食べるのもおすすめです。

 

Q ケーキやプリンなど、スイーツは避けた方がいい?

A 食べたいときは、きなこや抹茶のスイーツを!

甘いものが食べたいときは、きなこわらびもちや抹茶プリンなど、きなこや抹茶のスイーツを選びましょう。きなこには大豆タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンなどさまざまな栄養素が含まれています。抹茶はアンチエイジングに役立つカテキンが豊富です。低カロリーで食べ応えがある牛乳寒天も◎。

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体調や食生活に合わせておやつを選ぼう!

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