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小児IC運賃50円だけじゃない!西武鉄道が挑む地域共創と子育て応援

PHPオンライン編集部<PR>

2026年11月05日 公開

小児IC運賃50円だけじゃない!西武鉄道が挑む地域共創と子育て応援

西武鉄道は、2026年3月から運賃を改定し、「小児IC運賃=1乗車50円均一」としました。つまりIC乗車であれば、西武線内の全区間、運賃がどこまで行っても1乗車50円とのこと。物価が高騰している今、お子さんがいらっしゃる西武線沿線在住の方からは「とてもありがたい!」という声が聞こえてきています。
ほかにも、西武鉄道では子育て層向けのサービスをいろいろと展開されているのだとか。PHPオンライン編集部が本社におじゃましてインタビューしてみました。

(取材/PHPオンライン編集部・次重浩子)

 

自治体様とアイデアを出し合って

インタビューに答える西武鉄道事業創造部の甲田千尋さん
インタビューに答える西武鉄道事業創造部の甲田千尋さん

――「小児IC運賃50円均一」の設定はおもしろいですね。運賃が一律なら、「ちょっと遠出してみようか」とおでかけへのハードルが下がりそうです。西武鉄道では、ほかにも「子育て応援」のさまざまな取り組みをされているそうですね。

西武鉄道事業創造部・甲田千尋さん(以下:甲田さん):はい。たとえば駅に授乳室を設置したり、40000系の車両にベビーカーや車いすでも快適にご乗車いただける「パートナーゾーン」を設けるなど、さまざまな設備・サービスの拡充に取り組んでいます。

私が所属している「事業創造部」という部署では、ソフト面での活動を担当しておりまして、WEBサイト「西武鉄道 子育て応援サイト」や、会員組織「西武鉄道キッズクラブ」の運営をしています。

――「西武鉄道キッズクラブ」って何ですか?

甲田さん:0歳~小学校6年生までのお子さまを対象としたサービスです。入会金・年会費は無料で、会員特典として入会記念品と、お誕生日にオリジナルグッズをプレゼントしたり、西武グループの施設が割引価格でご利用いただけるクーポンをお配りするなどしています。会員限定イベントも定期的に開催していまして、おかげさまで2026年現在、1万5000名の方が会員になってくださっています。

「西武鉄道キッズクラブ」に入会するともらえるオリジナルグッズの一例「西武鉄道キッズクラブ」の入会記念や誕生日プレゼントとしてもらえるオリジナルグッズの一例

――なるほど。電車好きキッズにはたまらないサービスですね。電車教室のほか、田植えイベントなども開催されていて、いろいろなお子さんが楽しく参加できそうです。こういうイベントは、甲田さんたちが一から企画されているんですか?

甲田さん:一から立案することもありますが、連携している自治体様や企業のご担当者様とミーティングしながら、アイデアを出し合っていくことが多いですね。

西武鉄道事業創造部・小川大輔さん(以下:小川さん):西武鉄道の沿線には28の自治体がありまして、そのすべての自治体様と連携させていただいています。
田植えは横瀬町様で開催させていただきまして、10月に稲刈り体験も行いました。横瀬町には埼玉県内最大級の棚田と言われる「寺坂棚田」があるんですよ。そういう田んぼが有名な横瀬町で、僕らは田植えをしたね、とお子さま方にとっていい思い出として記憶に残ってくれたらうれしいなと願いながら運営しています。

――どうしてこのように地域でのイベントを充実させているんでしょうか?

小川さん:我々が目指しているのは、「住みたい沿線」「訪れたい沿線」です。
鉄道会社の都合だけでやりたいことをやっても、沿線や地域の魅力は伝わらないだろうと感じています。参加していただいて「あぁ、楽しかったね」だけでおしまいにならないように、地域の魅力を知ってもらって、体感していただく機会を構築していくことが大事なのではないかと。

ですから、やはり各自治体様ときちんとコミュニケーションをとることが必要不可欠で、なにか困っていらっしゃることがあるとすれば、その課題解決のために、我々がお手伝いできることはないかを考えます。

――「自治体の課題」ってどういうものですか?

小川さん:たとえば魅力的な地域の資産があるんだけれども、それを知っていただく機会が少ないとか。アクセスが理由で「知ってはいるけれど行ったことがない」という方が多いとか。

そういう場合、我々インフラ企業としては、では、行くための足を整えましょう、と。あるいは、電車の中吊り広告など、告知手段を持っていますので、自治体様や連携している地域の事業者様のお役に立てることがあるのではないかとご提案していくんです。「共創連携」ですね。

先ほど申し上げた横瀬町様であれば、田植え体験のイベントを実施すれば、田んぼという横瀬町ならではの資産を活かすことができるし、お子さま方にとっても特別な経験になって、地域に親しみを持ってもらえる。そういったことを積み重ねていくのが大切だと考えているんです。

 

地域のご縁がつながって

横瀬町稲刈り体験の様子横瀬町稲刈り体験の様子

――西武鉄道キッズクラブで人気があるのはどんなイベントですか?

甲田さん:稲刈りなどの自然体験はやはり人気がありますね。都会に住まわれているお子さまが参加してくださると、普段はなかなか自然と接する機会がないようで、より満足度が高い印象はあります。
あと秩父川瀬祭というお祭りがありまして、山車曳き体験を西武鉄道キッズクラブで行わせていただいたことがありました。それも結構人気でしたね。

――たしかに、お祭りの山車を曳くって、普通はなかなかできない体験なのでは...?

甲田さん:そうなんです。実はありがたいご縁がありまして。横瀬町様で田植え体験させていただいたのを秩父市様がご覧くださって「秩父市でも何かできますか?」とお声がけいただいたんです。
本来であれば、伝統的なお祭りなので、外部の人はなかなか入れないんですけれど、秩父市様が各町会の方と調整してくださって参加させていただくことができました。

――イベントを立案するにあたって大事にされていることはありますか?

小川さん:まずは体験していただくお子さまや親御さまに楽しんでいただけること。
そのうえで、お子さまにとって新しい発見があったり、気づきが芽生えたり、探求心が深まったりといったような、なにか学びにつながるものを、ということは考えますね。
実はこの町にはこういう歴史があるんだよ、とか。この企業はSDGsの観点でこういうことに取り組んでいるんだよ、とか。ただ「楽しかった!」と「点」で終わらせず、「面」として広げられるのが大事かなと思っています。

西武鉄道事業創造部・磯山聡さん(以下:磯山さん):田植えは田んぼにはまって大変そうでしたけどね。お子さま方が動けなくなってる!みたいな(笑)

 

コロナ禍に抱いた危機感

西武鉄道事業創造部のみなさん(左:磯山さん、中:甲田さん、右:小川さん)西武鉄道事業創造部のみなさん(左:磯山さん、中:甲田さん、右:小川さん)

――そもそも西武鉄道が鉄道事業以外にも力を入れているのはなぜなんでしょうか?

磯山さん:「沿線価値創造本部」という本部ができたのが2023年です。
自治体様との連携やコラボイベントなどの単発イベントは以前からやっていたんですが、沿線自治体様や地域社会との連携を本格的にメインミッションとして取り組む専門部署ができたのは2023年以降です。
一時期、コロナ禍で旅行する人が激減しましたよね。今は旅行者数も戻りつつありますが、電車に乗っていただくことだけを考えていてはダメなのではないかという危機感が社内にありました。

そこで、西武線が住みたい沿線、訪れたい沿線であり続けるために、できることをやっていこうと。
最終的にこの沿線に定住していただく、あるいは住民の方にこの地域を選んでよかったと実感していただくには、自治体様と連携して、沿線の魅力をもっと創造していくべきだろう、それが我々の使命なのではないか、ということになりました。

鉄道というハード面だけを見るのではなく、地域とのネットワークを構築したり、イベントを考えたり、各地の情報や魅力を発信していく...そのような細部を充実させることに力を入れていこうとしているところです。

甲田さん:西武グループのスローガンは「でかける人を、ほほえむ人へ。」です。沿線外から来ていただくのはもちろんうれしいですが、沿線内にお住まいの方々も気軽におでかけしていただいて、地域をより楽しんでいただきたい。そのために、まずは未来を担うお子さま方の健やかな成長を応援する取り組みが「小児IC運賃50円」であり、「西武鉄道キッズクラブ」なんです。

今後も自治体様と連携してさまざまな企画を立ち上げていく予定ですので、ぜひおでかけいただけたらと思います。

※西武鉄道子育て応援サイト:https://kosodate.seiburailway.jp/

西武鉄道キッズクラブ:https://www.seiburailway.jp/railways/kidsclub/

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