1000万円損した私が夫と一緒に考えた「お金に困らない人・7つの法則」
2019年05月05日 公開 2023年09月05日 更新
2貯蓄を「引き出しにくい」仕組みにすること
先取り貯蓄をしているのに、ちっともお金が貯まらない……そんな場合は、積み立てた貯蓄をどこかで引き出してしまっていることが原因です。
これを防ぐには、自動積み立ての年数を長く設定しておき解約にひと手間かかるようにしておく、途中で引き出すためには手数料がかかる口座にしておくなどの方法があります。
財形貯蓄の仕組みがあるなら、最初から住宅財形や財形年金にしておきましょう。目的外の引き出しはさかのぼって過去5年間は税制優遇のメリットがなくなってしまいますし、そもそも引き出しにひと手間かかるため、それが継続効果につながるのです。(過去5年以上前なら税制優遇が受けられます)
もし、今まで投資の経験がないなら、税制の優遇もある「つみたてNISA」がお勧めです。つみたてNISAなら、どうしても必要になった時には引き出すことも可能です。
私が会社員の時代にはまだつみたてNISAがなかったので、確定拠出年金を利用していました。
3家計について家族で情報共有すること
我が家では夫の収入と私の収入、全ての収入を家計として一本化することにより、家計全体をいつでも俯瞰できるようにしていました。一つの家計簿にて「見える化」することで、家族間で情報共有ができたのは、大きなメリットでした。男性は視線が長期視点、女性は近視眼的という説もありますが、実際に長期計画は夫、短期の一年間の収支改善や各種ポイントなどお得なことや税金の情報など、短期の目線では自分が把握していました。
家計簿をつける目的は、投資結果を含めた年間収支とその蓄積がどう推移しているのか、どこにお金を使ったのかを、大きな視点から客観的に見ることです。その意味では、細かく家計簿をつける必要はなく、大ざっぱでも続けることに意味があります。