松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2019年07月25日 公開
<<上司にアドバイスを求めたものの、想定外の回答が返ってきた経験はないだろうか。会話のわずかなほころびを端緒に、その後の上司と部下の関係が悪くなるケースは少なくない。
今後のキャリアを相談したり、仕事を円滑に進めるうえでも、日頃から上司との密なコミュニケーションは不可欠である。
そこで本稿では、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏の新著『PLAY WORK 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法』より、仕事や日常の会話で使える効果的な質問法と、その前提となる「自己開示」の必要性についてご紹介していく。>>
自分がやりたいことや、手に入れたい未来が見えてきたら、それを自分の胸にしまっておかずに、「わたしはこれがやりたい」「これが欲しい」と周りの人に伝えていくことが大切です。自己開示によって周りからの応援やサポートを受けやすくなり、自分が望む働き方や未来を実現できる可能性が高まるからです。
ところが、日本人はこの自己開示が苦手です。相手からどう思われるかを気にするあまり、自分のことをアピールすることを避ける傾向にあります。
自己開示が不足しているため、「本人はどうしたいのか」が会社や上司に伝わらず、手に入れたい未来を実現できていない人が多いように思います。
事務員Aさんも、そんな悩みをもつ一人です。
「事務員のわたしには、誰でもできるルーティン作業や雑用しかさせてもらえません。本当はもっと責任のある仕事がしたいのですが、会社や上司から求められていないのだと思います。上司のわたしを見る目が変わって、責任ある仕事を任されるようになるには、どうすればいいのでしょうか」
もっと責任ある仕事がしたい、という相談ですね。答えは簡単です。「こういう仕事をやってみたいんです」「もっと売上に貢献できる仕事がしたいんです」と上司に言えばいいんです。
「言わない」ということは、上司からすると、「思っていない」ことと一緒です。Aさんが積極的に自己開示しない限り、上司は「Aさんは今のままで満足している」と思うに違いありません。
それに、「自分が思うように活躍できていないのは、上司に求められていないから」と思っているのなら、まずは、その「被害者意識」を捨てましょう。「会社や上司から求められていない」と感じるのは、Aさんの単なる思い込みかもしれないのです。
「誰々が○○してくれない」が口癖の人は、被害者意識に染まっていることに気づくべきです。
この場合必要なのは、何よりもまず、「当事者意識」です。自分が主体となって取り組み、夢中になることで、楽しさが生まれます。仕事でもっと価値を生み出したいのなら、「そのためにどうする?」「誰に働きかければ状況を変えられる?」と、当事者意識をもって自分に問いかけながら、考え、行動していくことが大切です。
Aさんの場合も、日頃から仕事の希望やキャリアを上司や人事に伝えておけば、どこかの部署で人が必要になったときに、「そういえば事務職のAさんがこの仕事に興味をもっていたよ。彼女にやってもらったらどうかな?」と声がかかることはよくあります。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
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あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に。くじ引きの結果、第17回は滋賀県! 執筆は、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
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