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メンタルを安定させるメモ・手帳の使い方とは?

2017年01月17日 公開

小林弘幸(順天堂大学教授)

「手書き」の習慣が自律神経を整えてくれる

 情報とストレスが溢れる今の時代に、改めて「手で書く」ことが注目されている。メンタルが安定したライフスタイルを確立するための「手書きノート活用術」を、自律神経からアプローチする独自の健康法でおなじみの小林弘幸教授にうかがった。

 

メモは「どこに書くか」も重要

 研究者や医師としての本業に加え、著作の執筆やメディア出演などで多忙な毎日を送っている小林氏。自らを「手帳大好き人間」だと言う小林氏だが、スケジュール管理には、最近はデジタルツールを使っているという。

「グーグルカレンダーを使っています。これを使うようになってから、年末に手帳を(今年用と翌年用の)2冊持たなくてよくなりました。スケジュールは変更になることも多いので、その点でもデジタルのほうが便利ですね。

 ただ、スケジュール管理はデジタルでしても、記録するためのメモは絶対にアナログでしています」

 小林氏が記録用のノートとして使っているのは、一般的にはスケジュール管理に使う大判の手帳だ。

「40代になって以降は、ちょっとしたことでも書いておかないと忘れてしまいますね。どうでもいいと思って忘れていたことが、あとで大問題になったりするんです。忙しいときに限ってそういうことが起きがちですし、忙しい人ほどうっかり忘れやすい。

 ですから、研究室を訪れた人や会った人の記録、TODOリスト、重要な電話の内容など、メモはかなりしています。そして、メモは手書きのほうがいい。『このあたりに書いたはず』というイメージが強く残って、記憶をバックアップしてくれるからです。デジタルだと、そうはいきません」

 とくに重要な事項についてはメモの仕方を工夫しているという。

「私の場合、メモをする事項の中で一番重要なのは、人との出会いです。一度会った人の連絡先を記録しておいて、すぐに探せるようにしておけば、まず大きな問題は起きません。

 そこで、手帳の右ページの右端に、そのときに会った人の名前と電話番号を書くようにしています。そうすると、探すときに手帳の右端だけ見ればいいわけです」

 

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著者紹介

小林弘幸(こばやし・ひろゆき)

順天堂大学医学部教授

1960年、埼玉県生まれ。92年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程を修了後、ロンドン大学附属英国王立小児病院外科などの勤務を経て帰国。順天堂大学小児外科講師、助教授を歴任後、現職。自律神経研究の第一人者としてアスリートや芸能人のアドバイザーを務めるほか、TV出演などメディアでも活躍中。著書に、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版)、『一流の人をつくる整える習慣』(KADOKAWA)など多数。

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