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なぜ、勉強しても「成績が伸びない」のか?

2017年12月25日 公開

坪田信貴(学習塾「坪田塾」塾長)

人生の選択肢を広げる「大人の勉強法」

長寿化および定年延長により、誰もが70歳近くまで働く時代。そんな中、自由な働き方を実現するために、キャリアや人生の選択肢を広げる「大人の勉強法」を、カリスマ塾長の「ビリギャル先生」こと坪田信貴氏が解説する『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』。第2回目は、確実に結果に結びつく「勉強の基本」をご紹介する。これさえ身につけば「勉強なんて簡単だ」という、その方法とは?

 

勉強とは「微調整」の連続である

 前回は、「勉強の目的は自分自身の成長である」という話をしました。勉強が、人間の可能性をいかに切り拓くかを実感していただけたなら幸いです。今回はいよいよ、「実際に、どう勉強すればよいのか」についてお話しします。──と言うと、多くの方は「簡単で効率的、誰でもスイスイできるようになる『魔法』を教えて欲しい!」と考えるのではないかと思います。最初に申し上げておくと、そんなものは存在しません。

 理由は2つあります。1つは、「万人に適合する絶対的な勉強法はない」ということです。

 みなさんもすでに薄々お気づきでしょう。巷には勉強法の書籍が溢れていますが、それを読んだ全員が大変身、などという話は聞いたことがありません。性格や志向、興味の対象などによって、自分に合った勉強法はそれぞれ違うのです。

 もう1つの理由は、「自分に合った方法」も年齢とともに変わるということ。とりわけ大きく変わるのは記憶力です。10代がピークで、その後は下降していきます。受験生の頃と同じ要領で暗記しても、昔のような吸収力は望めないのです。

 一方、40代ともなると、人生経験が豊かになるぶん、10代の頃にピンとこなかったことも、すぐに理解できることが増えてきます。だからこそ丸暗記ではなく、衰えた記憶力を理解力でカバーする勉強法にシフトしていくべき。その点からも「自分はこう」と1つのやり方だけに固執するのは禁物なのです。

 適した勉強法は1人ひとり違い、自分の中でも絶えず変化する。年齢と共に体型が変わったら、服のサイズを変えるのと同じです。では、必要となるのは何か。それは、勉強法の微調整を繰り返すことで、今の自分にとってベストなスタイルを模索し続ける作業なのです。

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著者紹介

坪田信貴(つぼた・のぶたか)

学習塾「坪田塾」塾長

心理学を駆使した学習法により、1,300人以上の子供を個別指導し、多くの生徒の偏差値を短期間で急上昇させた実績を持つ。2013年、著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)が大ヒット。その後も受験指導のみならず、企業の人材教育や起業アイデアの指導、講演活動等多角的に活躍中。

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