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疲れを溜めない「ストレスコントロール」の極意

2018年01月18日 公開

<連載>MBA医師が教える 40代からの「疲れリセット」術(最終回) 裴 英洙

「怒り」の感情をコントロールして、ストレスを最小限に抑える

40歳前後になると出てくる「疲れがなかなか取れない」「若い頃のように働けない」という悩み。そんな疲れの大きな要因となるのがストレスだ。最終回のテーマは「ストレスのコントロール」。医師であり、コンサルタントとしても活躍する裴英洙氏に、ストレスの原因ともなる「怒り」をコントロールするアンガーマネジメントについてうかがった。

 

ムカッとしたときは我慢しなくていい!

 40代における心身の変化と対処法について語ってきた本連載も、いよいよ最終回。最後のテーマは、「ストレスのコントロール」です。

 ストレスは、第1回でお話しした3つの疲労のうち、心の疲れである「精神的疲労」に当たります。ストレスのない生活を送りたいものですが、ストレスをゼロにすることは不可能であり、また、その原因は人間関係や会社関係に起因することが多いため、すぐに解消することが難しいもの。

 しかし、ストレスをゼロにしよう、と思う必要はありません。必要なのは、ストレスを自分でコントロールし、マネジメントしていくことです。

 そこで今回は、ストレスの大きな要因ともなる「イライラ」などの「怒り」をコントロールする「アンガーマネジメント」を中心にお話ししましょう。

 40代ビジネスマンの毎日はストレスが多く、ときには怒りを抑えられないこともあるでしょう。

「怒り」という感情は、喜びや嬉しさといったポジティブな感情よりも連鎖しやすい性質を持っています。怒りを誰かにぶつけると、ぶつけられた人がその悔しさを別の誰かにぶつける、というように、受け渡されては増幅していく、厄介な感情です。

 ではその連鎖を止めるために、自分がグッと我慢をすればよいかというと、それも間違いです。怒りを抑え込むと、限界を超えたときに爆発的な怒りとなって表出するリスクもあります。

 ですから、まずは「ムカッとしたときは怒ってもいいのだ」という認識を持つこと。大事なのは、その受け止め方・表わし方です。真正面から受け止め、そのまま感情を出すのではなく、上手に軽減させつつ受け止め、かつ発散する──つまり、怒りを自分でコントロールするのです。

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怒りのピークは6秒間。その間を乗り切る! >


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著者紹介

裴 英洙(はい・えいしゅ)

ハイズ〔株〕代表取締役社長/医師/医学博士/MBA

1972年、奈良県生まれ。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科に勤務。医師として働きながら、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネス・スクール)を首席修了。ビジネス・スクール在学中に、医療機関再生コンサルティング会社を設立。現在も医師として臨床業務をしつつ、医療機関経営に関するアドバイスを行なう。著書に、『一流の睡眠「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略』(ダイヤモンド社)など。

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