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資格への挑戦は40代、50代からでも遅くない!

2018年05月12日 公開

高島徹治(資格コンサルタント)

「大人の勉強法」にはコツがある!

「今さら資格を取る意味なんてあるの?」そう考える人も多いかもしれないが、それは大きな誤解だ。資格コンサルタントの高島徹治氏によれば、誰でも必ず一つか二つ、自分に役立つ資格が見つかるという。さらに、資格取得に遅すぎるということはないと断言する。自身も53歳から資格取得を始めた高島氏に、資格の活かし方とその勉強法について教わった。

 

53歳での資格取得で人生が大きく拓けた!

年齢を重ねると記憶力が衰えるなどと言われますが、資格取得に関して年齢によるハンデはありません。実際、私が初めて資格取得に挑戦したのは53歳のとき。経営していた編集プロダクションを譲渡し、ジョブチェンジしようと一念発起したのがきっかけでした。

当時は不動産ブームだったので、軽い気持ちで「宅地建物取引主任者」の資格に挑戦。試験勉強は大学受験以来でしたが、大人になってからの勉強は新鮮で、楽しみながら学ぶことができました。これを機に行政書士、社会保険労務士、危険物取扱者、アマチュア無線などあらゆる資格に挑戦し、いつのまにか取得資格は90を超えるまでになりました。

「今さら資格を取ったところで、何の役に立つのか」と思われる方もいるでしょう。確かに、資格はただ取得しただけでは何も始まりません。大切なのは、「取得後にどう活かすか」の自分なりの戦略を立てることです。

私の場合、それは「セカンドキャリア」に直結していました。出版メディアで培ってきたキャリアと、試験の勉強で得た資格に関する情報や合格のノウハウを組み合わせることで、「資格コンサルタント」という新たな仕事を生み出せると気づいたからです。以後、「資格コンサルタント」として、今に至るまで仕事を続けています。

 

「使える資格」の決め手!その二大条件とは?

私のように「数多くの資格を取ること」が目的である人は少ないと思いますが、どなたも考えてみれば、自分の仕事に活かせそうな資格が一つや二つは見つかるはずです。

たとえば、「野菜ソムリエ」という資格がありますが、これを食品メーカーや飲食業の営業マンが取得し、名刺に入れておけば「この人は食のプロなんだ」「仕事に対する意識が高い」などの好印象を与えることができ、お客さんとの会話の糸口にもなります。あるいはライターやブロガーとして食についての発信をしたいという人なら、資格が記事の信憑性を担保してくれるでしょう。

つまるところ、資格の最大の効用とは「ハロー効果」なのです。ハローとは「後光」という意味で、その人にプラスの特徴が一つでもあると、全体的にプラスに見えてくるというもの。テレビに出てくるコメンテーターの肩書きに「弁護士」や「ファイナンシャルプランナー」などとあると、コメントに重みを感じるのも同じ原理です。

もちろん、独立・起業のために資格取得を目指すのもいいのですが、まずは、「今のキャリアと組み合わせて活かせる」、「名刺に入れたら信頼度が増す」という二つの基準から検討してみることをお勧めします。

長年、人事や総務などで働いてきた人ならば、社会保険労務士などは勉強内容も理解しやすく、キャリアアップや独立に活かすことができます。商品企画や販売業などに携わってきた人ならば、カラーコーディネーターや色彩検定なども役立つでしょう。今の自分の強みと資格をどうリンクさせるかを考えることで、キャリアの選択肢は大きく広がります。

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著者紹介

高島徹治(たかしま・てつじ)

資格コンサルタント

1937年、東京都生まれ。早稲田大学中退後、週刊誌記者、編集プロダクション社長を経て、53歳の頃から資格にチャレンジ。社会保険労務士、中小企業診断士等90を超える資格を取得。現在は資格コンサルタント・能力開発コンサルタントとして活動、講演やテレビ出演等でも活躍。『40歳からは「この資格」をとりなさい』(中公新書ラクレ)をはじめ、著書多数。

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