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【Q&A】誰もが知りたいビットコイン「本当の話」

2018年05月14日 公開

田口仁(DMM Bitcoin代表取締役)

Q3 仮想通貨は本当に広まる? 価値がゼロになるリスクは?

もちろん、リスクはゼロではありません。ですが、仮想通貨が使える場所はどんどん増えています。ビットコインのみで販売する高級車が現われるなどの動きも出てきています。

この動きがさらに進み、より深く実体経済とつながっていく。たとえば金やダイヤモンドといった貴金属、あるいは不動産などの取引に使えるとなれば、一気に潮目は変わるでしょう。

こうした仮想通貨への本格的なシフトは、早ければこの2年、遅くとも5年で起こるのではないかと見ています。

 

Q4 ビットコインの価格が乱高下する理由は?

「新しい通貨が生まれようとしている」と考えると説明がつきます。そもそも現行の通貨システムは、長い時間をかけて整えられてきました。たとえばこの50年間で日本円と米ドルの関係は、1ドル360円が、一時は1ドル80円を切るまでになった。ドル円の交換価値が4分の1以下に変動したわけです。

仮想通貨はその歴史をわずかな時間で再現している。そのため、変動が激しいのだと考えることもできます。

 

Q5 ビットコインの価格はバブルというのは本当?

1ビットコインの価格は、数年前は5万円ほどだったものが、一時は100万円を超えるなど、一気に20倍に。ビットコイン全体の時価総額は約20兆円に達しています。これは日本のGDPの3~4%に当たります。

ですが、「日本のGDPの3~4%に過ぎない」とも言えます。全世界の経済取引の5%くらいが仮想通貨に置き換わると考えれば、仮想通貨の時価総額は日本一国のGDPである500~600兆円くらいになってもおかしくない。1ビットコインが将来的には1000万~2000万円になると予想する人は、こうした未来を見据えているのです。

また、「ビットコインは投資ではなく投機だ」という話もよく聞きますが、ビットコインの将来性を見越して長期で持つことを選ぶ人にとっては投資であり、相場の乱高下を利用して利ザヤを稼ごうと思う人にとっては投機。これは株式でも不動産投資でも同じことですよね。

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著者紹介

田口仁(たぐち・ひとし)

DMM Bitcoin代表取締役

1972年生まれ。商事会社にてIT企画、経営企画部門を、戦略コンサルティング会社にて事業戦略策定、マーケティング企画、事業再生等の支援を行なう。その後、ITベンチャー企業の証券子会社においてネット証券事業の責任者を務める一方、新規事業領域への進出や、買収企業の経営と事業再構築を経験。DMMグループの金融事業領域の中核企業であるDMM.com証券の「DMM FX」サービスの立ち上げの際には、主要メンバーとしてサービスシステム構築から事業運営まで深く参画。こうした経緯から、DMM.com証券の兄弟会社として取り組みを進める仮想通貨交換業「DMM Bitcoin 」の代表取締役に就任し、会社をリードしている。

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