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知的でわかりやすい説明には「型」がある

2018年05月18日 公開

犬塚壮志(元駿台予備校化学講師、東京大学大学院生)

誰でも達人になれる「7つの型」とは?

「人にうまくものを伝えられない」「言っていることがよくわからないと言われる」……こうした悩みを持つビジネスパーソンは多いだろう。人気予備校講師として10年間活躍し、現在は東京大学大学院で「学習科学」をベースにした研究を続ける犬塚壮志氏は、「わかりやすい説明は、そのための『型』さえ覚えれば誰にでも可能」だと説く。

では、そのわかりやすい説明の型とはどういったものなのか。そのノウハウのうち、多くの人が悩んでいるであろう「冒頭の切り出し方」について、著書『頭のいい説明は型で決まる』をもとに解説してくれた。

 

10年のトライアンドエラーから導き出された「型」

「相手にしっかりわかってもらうための説明には、ある『型』(フォーマット)がある」……これは、私が10年にわたる予備校講師生活の中で、幾度ものトライアンドエラーを経て得た結論です。

私は駿台予備学校に10年間勤めましたが、実はその期間のすべての講義録を手帳に残しています。そして、日々の授業の実践を通して、繰り返し行って効果があったものを特定、分析していきました。このような手法を「学習科学」といいます。

それを今一度すべて分析し直し、余計なものを削ぎ落とした上で、ある説明用の〝型〟をつくったのです。その〝型〟が、IKPOLET(イクポレット)法というものなのです。

IKPOLET法は7つのステップから成りますが、今回は、その中でも重要な最初のステップである「興味をひく(Interest)」ための型についてご説明していきましょう。

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予備校の授業で使っていた「キラーワード」 >



著者紹介

犬塚壮志(いぬつか・まさし)

 (株)士教育代表取締役/コンピテンシー・ブランドプロデューサー

福岡県久留米市生まれ。元駿台予備学校化学科講師。業界最難関といわれている駿台予備学校の採用試験に25才の若さで合格。駿台予備校時代に開発したオリジナル講座は、開講初年度で申込当日に即日満員御礼となり、キャンセル待ちがでるほどの大盛況ぶり。その講座は3,000人以上を動員する超人気講座となり、季節講習会の化学受講者数は予備校業界で日本一となる。「教育業界における価値協創こそがこれからの日本を元気にする」をモットーとし、講師自身の「コア・コンピテンシー」を最大限に生かした社会人向けビジネスセミナーの開発や講座デザイン、テキスト作成などを請け負う事業を興す。予備校講師時代の経験を生かし、自分ブランドを活用した教育プログラムをビジネスパーソンや経営者に向け実践中。また,企業向け研修講師としても登壇し、さらに企業研修そのものをプロデュースするビジネスもスタートさせる。その傍ら、東京大学大学院で「学習環境」をテーマとした研究も行う。主な著書に、3.5万部越えのベストセラーとなった『頭のいい説明は型で決まる』(PHP研究所)、『偏差値24でも、中高年でも、お金がなくても、今から医者になる法』(KADOKAWA)などがある。

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