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1分の積み重ねで合格を目指す「超・効率」勉強法

2018年06月08日 公開

吉田穂波(医師)

タイムリミットがあるほうが、勉強ははかどる!

資格試験合格など、具体的に差し迫った目標がある場合、どのように時間を確保し、効率的に勉強を進めるかがカギとなる。つい「時間がない」と言い訳してしまいがちだが、意外とスキマ時間を見落としていないだろうか。「まとまった時間はなくても、細切れの時間を集めればいい」と話すのは、医師で子育てもしながらハーバード公衆衛生大学院留学を叶えた吉田穂波氏。スキマ時間をフル活用した勉強法についてうかがった。《取材・構成=前田はるみ、写真撮影=まるやゆういち》

 

まとまった時間より、スキマ時間の積み重ね

忙しいビジネスマンが、まとまった勉強時間を確保することは難しい。だが、5分くらいの時間なら、1日のあちこちに見つけられるのではないだろうか。ネットサーフィンに興じてしまう時間や、会議前の待ち時間……。これらのスキマ時間を集めて勉強時間に充て、仕事と育児、家事を両立させながら、半年でハーバード公衆衛生大学院への留学を成し遂げた人がいる。医師であり、現在、5児の母でもある吉田穂波氏だ。

「1日のうちで自分のためだけに使える時間はどこだろうと考えてみると、皆さんも意外に見つけられるのではないでしょうか。頭が自由に使える状態ならどこででも学べますので、通勤時間や家事の時間も、勉強時間に変わります。まとまって時間を取るより、むしろ短い時間のほうが集中力を高められるので、勉強の効率も上がるのです。5分もあれば問題集をサッと取り出し、何問か解くことができます。あるいは、最近覚えた単語を思い出したり、間違えた問題を反芻したりするだけでも、記憶の定着に効果があります」

 

中途半端に切り上げるとかえって見直したくなる

勉強効率を上げるには、1日の勉強を「時間」ではなく「量」のノルマで決めるのがコツだという。

「たとえば、試験までに1冊の問題集をやり終えるため、毎日4ページずつ問題を解くとします。1日に使える時間は限られているので、その時間内で終わらせると決めて取り組みます。時間が足りずに駆け足になったとしても、とにかく最後まで解いてみることを優先します。

急いだために間違いだらけでも構いません。なぜなら、解けた問題よりも、中途半端に終わってしまった問題のほうが気になって、『答えを確かめたい』という思いに駆られるからです。すると、電車が到着するまでの1~2分や、エスカレーターが終わるまでの少しの時間も見逃さず、答えや解説を見直そうとするでしょう。不完全燃焼感があればあるほど、スキマ時間があちこちから顔を出すのです」

 

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著者紹介

吉田穂波(よしだ・ほなみ)

医師・医学博士

医師・医学博士・公衆衛生学修士。神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール設置準備担当教授。1998年より聖路加国際病院で臨床研修ののち、名古屋大学大学院で博士号取得。ドイツ、英国、日本での医療機関勤務を経て、2008年ハーバード公衆衛生大学院入学。卒業後、同大学院のリサーチ・フェローとなり、少子化研究に従事。東日本大震災では産婦人科医として妊産婦と乳幼児のケアを支援。17年より神奈川県技幹。「人生百歳時代」をどう生きるか、産官学、市町村等と連携し、社会人がヘルスケア分野とビジネス分野を学べる大学院「ヘルスイノベーション研究科(19年開校予定)」の立ち上げに携わる。

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