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記憶のコツは「フック」を作って「連想ゲーム」で覚えること

2018年08月03日 公開

山口佐貴子(尽力舎代表)

試験日から逆算して、期間のプランニングを

資格試験合格のための勉強では、覚えることが多い。なかなか覚えられず、「歳のせいかな……」「記憶力が悪いのかな……」などと落ち込む人もいるだろう。しかし、覚えられない原因は別のところにあると、数々の受講生を資格試験合格に導いてきた山口氏はいう。

 

アウトプットの形式に合わせた覚え方を

「覚えようとしても、なかなか覚えられない。自分は記憶力が悪いんだ」。そう思っている人は多くいます。

 しかし、記憶力のよさは、生まれつきのものではありません。

 では、覚えられる人と覚えられない人の違いは、どこにあるのか。

 最大の違いは、「なんのために覚えるのか」というゴールを明確に設定しているかどうかです。

 資格試験勉強の場合は、試験に合格することがゴールということになりますが、「なぜ、その資格を取るのか」という確固たる理由があることが重要です。

「最悪、今年は受からなくてもいいか……」という言葉が少しでも頭をよぎったら、アウト。人は、逃げ道があると、必ず易きに流れます。

 また、記憶が苦手だと思っている人は、プランニングができていないケースもあります。

 一定の期間で記憶できる量には、どうしても限界があります。資格試験の直前になってから、一気に覚えようとしても、覚えきれないのは当然。試験日から逆算して、いつまでにどれだけ記憶するかを計画する「期間のプランニング」が必須です。

 また、試験がマーク式なのか、記述式なのか、あるいは口述式なのかによって覚え方を変える「アウトプット形式によるプランニング」も大事です。

 わかりやすい例として、「バラは漢字でどう書くか」という問題を挙げましょう。

 マーク式なら、選択肢の「薔薇」という文字を見て読める程度に覚えていれば、正解できます。

 しかし、記述式なら、自分で「薔薇」と書けるように覚えておかないと、正解できません。

 記憶のレベルが全然違うことがおわかりでしょう。

「記憶する」とは、「正しくアウトプットできる」ということ。アウトプットの形式を考慮せずに、なんとなく覚えても、資格試験に合格することはできません。

 

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著者紹介

山口佐貴子(やまぐち・さきこ)

〔株〕尽力舎代表取締役

大手企業勤務後、パートナーと2つの会社を立ち上げる。2002年、ラーニング・ストラテジーズ社公認フォトリーディングインストラクター。17年、同シニアインストラクターに世界で初めて認定された。フォトリーディング講座を主催する他、「ライフリモデル理論」を提唱し、それを学ぶ塾も開催。2009年より、ラジオ番組『ベストセラーズチャンネル』のパーソナリティーも務める。著書に『勉強も仕事も時間をムダにしない記憶術』(大和書房)など。

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