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「投資レジェンド」が教える、株を買うべき会社の見分け方

2018年09月18日 公開

藤野英人(レオス・キャピタルワークス〔株〕代表取締役社長)

なぜ、成長企業の社長は「ラーメン店の店主」が似合うのか?

最も一般的な投資手法の一つである株式投資。株価やチャートの分析も大事だが、実はそれよりももっと本質的なことを見るべきだと語るのは、「ひふみ投信」でおなじみの敏腕ファンドマネジャー・藤野英人氏。株を買うべき会社と買ってはいけない会社の見分け方とは。(取材・構成=直井幸大)

 

投資すべき企業は「人」で決まる!

資産形成としての投資をするうえで、株式投資というのは一つの選択肢です。しかし、一般のサラリーマンの方々は、デイトレーダーのように頻繁に値動きをチェックして売買をするわけにはいきませんから、ある程度長期で株を保有して運用することになると思います。

そうなると大事なのが、投資先の選び方です。私は長年、ファンドマネジャーとして様々な企業を見て実際に投資してきて、投資すべき企業を見極めるうえで重要なことがあると考えています。それは、「人の可能性に着目して投資をする」こと。会社は人の集まりなので、その会社が長期的に成長できるかどうかは、人にかかっているのです。

では、企業を「人」から見るためには、どのような情報をチェックすべきでしょうか。まず、誰でもできることが、会社のウェブサイトをよく見ることです。

第一に重要なのは、社長や役員の写真が載っていること。私が調べたところ、役員の顔写真まで載せている企業は上場企業のうち約9%でしたが、それらの企業群は、株価のパフォーマンスも高い傾向がありました。

上場企業であっても、会社のウェブサイトに社長や役員の写真を載せることは義務ではなく、企業の自由。だからこそ、写真を載せているかどうかは、企業の透明性を計る上で、大きな情報になり得るのです。

次に、現場の社員の写真が出ているかどうかも見てみましょう。業績が伸びている会社は、ウェブサイトの中にオフィスや工場などで働く社員の活き活きとした様子が表れるものです。

ちなみにそれらは、運転免許の証明写真のような写真ではなく、きちんとプロが撮ったことがわかるような雰囲気の写真になっていることが望ましいです。

 

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著者紹介

藤野英人(ふじの・ひでと)

レオス・キャピタルワークス〔株〕代表取締役社長・最高投資責任者

1966年、富山県生まれ。90年、早稲田大学卒業後、国内・外資大手投資運用会社でファンドマネジャーを歴任後、2003 年レオス・キャピタルワークス創業。主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。投資教育にも注力しており、明治大学商学部兼任講師、JPX アカデミーフェローを長年務める。一般社団法人投資信託協会理事。主な著書に、『投資レジェンドが教えるヤバい会社』(日経ビジネス人文庫)、『さらば、GG資本主義』(光文社新書)などがある。

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