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猛暑を克服する「最強の食事法」

2018年08月29日 公開

吉田たかよし(本郷赤門前クリニック院長)

「胃もたれ」「食欲不振」「倦怠感」を解消する

ひと昔前まで珍しかった猛暑日は、今や常態化して久しい。だが、この暑さに慣れず、毎年体調を崩してしまう人が続出する。食事がのどを通らずに、辛い思いをする人も多いはずだ。今年こそは夏バテを克服したい。そこで、様々なメディアで暮らしに役立つ医学情報を発信する心療内科医の吉田たかよし氏に、心身双方の視点から「夏バテ」のメカニズムと対処法を教えてもらった。正しい食生活を取り戻して、ヘルシーに猛暑を乗り切ろう!

 

「胃バテ」の原因は、内臓の血流不足だった!

 暑くて何も食べる気が起きない、食べたものがいつまでも胃に残ってスッキリしない──。夏特有の食欲不振「胃バテ」は、なぜ起こるのでしょうか。

 この現象は人体の構造上、暑くなれば必然的に起こるものです。恒温動物であるヒトの身体は、常に体温調節を行なっています。暑くなると、体温を下げるために、「外殻」と呼ばれる皮膚に近い部分の血管が拡張し、放熱を促しているのです。

 すると、外殻に流れる血液が増えるので、そのぶん内臓に流れる血が少なくなります。加えて大量の汗を放出することによって、汗の原料である血液が減少し、ますます内臓の血流がお留守に。これが、胃の働きを低下させる原因なのです。 

 そもそも、胃の活動はとても激しいもの。どの臓器よりも大きく蠕動運動をしますし、強い胃酸も出しています。さらに、その酸から胃壁を守る粘液も分泌しなくてはなりません。血流量が減ると、これらの働きが全体的に低下します。その結果、胃もたれや食欲不振を起こしてしまう。これが「胃バテ」の第一段階です。

「脳バテ」した現代人に夏バテが追い打ち! >

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著者紹介

吉田たかよし(よしだ・たかよし)

医学博士

1964年、京都府生まれ。灘中学校・高等学校、東京大学工学部を卒業後、89 年にNHKに入局。個性派アナウンサーとして『ひるどき日本列島』や野球実況などを担当。NHKを退職後、東京大学大学院医学博士課程修了。本郷赤門前クリニックを開設して院長を務め、受験生を専門に扱う。現在は脳医学や自律神経機能の学習への応用研究に取り組む。著書多数。

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