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一瞬で価値が伝わる名刺、ゴミになる名刺の違いとは?

2018年10月03日 公開

<連載>間違いだらけのビジネス常識(8)船ヶ山哲(レムズリラ代表)

多くの人が「名刺」について誤解している

誰もが当たり前のように持っている「名刺」だが、マーケティングコンサルタントの船ヶ山氏は、会社から支給された名刺をそのまま使っているようでは「相手にゴミを渡すようなものだ」と厳しく指摘する。実は名刺には、自分の名前よりも先にまず示すべきものがあり、それだけで一気に売上げが上がるという。

 

名前より目立たせるべきは相手にとっての「希望」

ビジネスを行なううえで欠かせないのが「名刺」ですが、多くの人がなんの疑いもなく会社から支給された名刺を使用しています。

しかし、ちょっと待ってください。あなたの名刺は、「本来の役目」を果たしていますか?

もし、あなたがこのようなことを考えることなく、支給されたままの名刺を片手に会社を訪問しても、受注を勝ち得ることなどできません。むしろ、「相手にゴミを渡す」という失礼な行為をしてしまっているのです。

あなたが事務方で受注に影響しない業務を行なっているのであれば支障ないかもしれませんが、あなたが営業で売上げを上げる立場の人間であるとしたら、今すぐその名刺を捨てない限り、売上げに繋げることはできません。

では、名刺の「本来の役目」とは何か。それは、名刺を通して自分は相手にとって「希望を持てる存在である」と示すことです。

この観点で、今の名刺を見た場合、どうでしょうか。おそらく、希望など1ミリも感じないはず。これでは、その名刺が売上げに貢献しないのは当然です。

では、どうしたら名刺を通じて希望を示すことができるのか。それには、ある「大切な項目」を名刺に入れる必要があります。その内容とは、相手の希望の光となるべく、これまでの実績を一番目立つ位置に記載することです。その実績が、相手の未来に希望を与え、あなたを専門家に引き上げてくれます。

そのために必要なのが、この「強固な実績」です。極論すれば、これは名前より前に伝えるべき項目です。

あなたは、希望を感じることのない相手の名前を聞きたいと思いますか。そもそも聞いたところで、それが不要な情報なら、5秒後には忘れてしまいます。

一方、自分の願望を叶えてくれる希望の光を感じた相手の名前であればどうでしょうか。名前はもちろん、その人のこれまでの経歴や考え方なども聞きたくなるはずです。

このように、伝え方を少し変えるだけで、印象だけでなく相手の関心度合いもグッと上げることができるということです。

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著者紹介

船ヶ山 哲(ふながやま・てつ)

レムズリラ代表

1976年、神奈川県生まれ。心理を活用したマーケティングを得意とし、人脈なし、コネ
なし、実績なしの状態から、起業後わずか5年で1,000社以上のクライアントを獲得。その卓越したマーケティング手法は、数々の雑誌やメディアに取り上げられ、現在ではテレビ番組(テレビ神奈川)のメインキャストを務めるほか、ラジオ番組(FM横浜)でもメインパーソナリティーとして活躍中の起業家。また、プライベートでは子供の教育を最優先に考え、マレーシアのジョホールバルに在住。

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