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ブロックチェーンは、なぜ複式簿記以来の大発明なのか

2019年01月25日 公開

神田昌典(経営・マーケティングコンサルタント)

AIやIoTでは大企業に敵わない。だが……

『非常識な成功法則』『2022-これから10年、活躍できる人の条件』など数々のベストセラーを輩出し、「日本のトップマーケター」にも選出されたカリスマ経営コンサルタント・神田昌典氏。

その神田氏が満を持して送り出すのが、最新刊『インパクトカンパニー』だ。本書によれば、仮想通貨の基礎技術として知られる「ブロックチェーン」こそ、中小企業の救世主になる可能性があるという。それはいったいなぜなのか。新著から抜粋してお届けする。

 

ブロックチェーンの何が「革命的」なのか?

世の中の様々な分野での活用が進められている「ブロックチェーン」。仮想通貨はもちろん、歯科医療を変えるべく立ち上げられた「デンタコイン」や、オーストラリア発の電力プロジェクト「パワーレジャー」、住宅などすべての資産を証券化することを目指す「トラストトークン」など、さまざまなサービスが立ち上がろうとしている。

では「なぜ、ブロックチェーンは革命的と言われるのか」――その理由について、少し歴史的な観点からお話ししよう。

ブロックチェーンによって進められているプロジェクト……その多くは、ブロックチェーンが登場する前はいずれも、政府などの中央集権の機関が関わっていた分野である、ということだ。

日本で言えば、歯科医療の報酬を定めていたのは政府による医療保険だし、住宅ローンや電力供給も、国の関与が強い分野だ。通貨制度は言うまでもない。こうしたシステムを維持するためには、国家のような中央集権の力が必要だったのだ。

ところが、ブロックチェーンが登場したことで、中央集権の機関を介さずとも、個人対個人(ピア・トゥー・ピア)で、これらのサービスが利用できるようになった。

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15世紀イタリアの「複式簿記」という革命 >



著者紹介

神田昌典(かんだ・まさのり)

経営・マーケティングコンサルタント、作家

上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済局に勤務。その後、米国家電メーカー日本代表を経て経営コンサルタントとして独立。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合ビジネス誌では「日本のトップ
マーケター」に選出。2012年、大手ネット書店の年間ビジネス書売上ランキング第1位。ビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っている。
主な著書に『2022――これから10年、活躍できる人の条件』(PHPビジネス新書)、『ストーリー思考』(ダイヤモンド社)、『成功者の告白』(講談社)、『非常識な成功法則』(フォレスト出版)など多数。
アルマ・クリエイション株式会社代表取締役。一般社団法人Read For Action代表理事。

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発売日:2019年09月10日
価格(税込):630円

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