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「日本一学生が集まる中小企業」が教える採用のコツ

2019年03月07日 公開

近藤悦康(Legaseed 代表取締役)

「大谷翔平レベル」の新卒社員を得るには?

究極の「売り手市場」が続く中、採用に苦労する企業は多い。とくに知名度のない中小企業にとって、優秀な人材の確保は非常に難しい時代となっている。だが、「工夫次第で優秀な人材を確保することは可能」と主張するのは、「日本一学生が集まる中小企業」とも呼ばれる株式会社Legaseed 代表取締役の近藤悦康氏。具体的にどんな採用法をとればいいのか、教えてもらった。

 

究極の売り手市場。だが、ハードルを下げてはならない

プロ野球の大谷翔平選手を始めとして、20代から世界レベルで活躍するアスリートは数多くいます。一方、ビジネスの世界では20代はまだ未熟だと思われがちですが、近年、20代前半から成果を上げ、会社の中でもトップランナーになるような人材が生まれつつあります。

では、どうしたらそうした人材に出会えるのか。もちろん、育成は重要ですが、その前に採用のやり方を根本から変える必要があります。

そもそも、採用する人材の品質が低くては、育てるための手間も労力も取られます。料理でも素材が悪ければ、調理も難しい。ですから経営陣、人事部門、現場の管理職が一体となって、人材の質にこだわった採用活動に取り組むことが求められるのです。

とはいえ、昨今は空前の売り手市場が続いており、中小企業に至っては、新卒の求人倍率が9.91倍(第35回ワークス大卒求人倍率調査2019年卒)。つまり、一人当たり約10社から内定が出るというような、企業にとっては厳しい状況になっています。

採用するのが難しいからと、ハードルを下げてでも人数を確保する企業も目立ちます。採用基準を下げると、結局は入社した後、思ったような成果が出せず、離職につながります。やはり、ハードルを下げずに、基準に見合う人材を確保しなければならないのです。

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新卒採用とは「ドラフト」である。 >



著者紹介

近藤悦康(こんどう・よしやす)

株式会社Legaseed 代表取締役

1979年岡山県生まれ。「はたらくを、しあわせに」を理念に、新卒採用支援を中心とした人事コンサルティング事業を手掛けるLegaseedを創業。年間1万人を超える学生が応募する企業となり、2020年度の楽天みん就調べ人気インターンランキングで総合20位、人材業界1位。これまで450社の組織変革を行い、延べ70,000名にセミナーを実施。「クローズアップ現代」「ワールドビジネスサテライト」「会社の星」などTV番組にも出演。
著書に、『日本一学生が集まる中小企業の秘密』『内定辞退ゼロ』『伸びている会社がやっている「新卒」を「即戦力化」する方法』などがある。

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