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誰もが学んだのに活用していない「5W1H」は最強の思考ツールだ!

2019年04月03日 公開

渡邉光太郎(ランウィズ・パートナーズ代表取締役)

アイデアが自動的に広がる思考法

 

 世の中には様々なフレームワークがあるが、使いこなすのが難しいものが多い。フレームワークに振り回されて、本質から外れた議論がされるケースさえある。そんな状況から脱するためには「5W1H」が有効だと、コンサルタントの渡邉光太郎氏。いったい、どのように使うのだろうか?

 

フレームワークより「原点」に立ち返れ

 ビジネスで使う思考ツールといえば、3Cや4P、SWOT分析などのフレームワークを思い浮かべる人が多いでしょう。

 確かに、フレームワークは、使いこなせれば非常に有効なツールです。私も、コンサルティングの場で様々なフレームワークを使ってきましたし、研修などで紹介もしてきました。

 しかし、近年、その弊害も感じるようになりました。「フレームワークを使う機会がない」「たくさん種類があって、どれを使えばいいのか選べない」「きちんと使えているのか確信が持てない」といった声を頻繁に聞くようになったのです。

 実際、的確に使いこなせていないケースは数多く見られます。ムリやり使っているだけで、何を伝えたいのかわからない。問題提起にも、解決策の提示にもなっていない。かえって話を複雑にしている……。「フレームワークシンドローム」とも言うべき現象が起きています。

 そこで私は、「5W1H」という原点に立ち返ることをお勧めしています。

 5W1Hは、事実関係を把握したり、説明したりするときの基本として、誰もが学校で学んだ、馴染みのあるものです。それにもかかわらず、ビジネスの現場では、せいぜい行動プランを作るときに使われる程度に留まっているケースが多い。

 しかし、企画や分析に優れた人たちは、5W1Hを上手に活用しています。それも、事実関係を羅列するだけの通常の使い方ではなく、進化した方法で活用しているのです。

「5W1H思考」は、フレームワークと違って、どんな場面でも使えます。しかも、使い方も簡単。使い古されているように見えて、実は、最強の思考ツールなのです。

 

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著者紹介

渡邉光太郎(わたなべ・こうたろう)

〔株〕ランウィズ・パートナーズ代表取締役

早稲田大学卒業、英国国立レスター大学経営大学院修了(MBA)。東芝、大手シンクタンク、グロービスを経て、現在は、〔株〕ランウィズ・パートナーズの代表として、企業の事業戦略立案・業務改革推進の「伴走コンサルティング」を行なっている。ビジネススクール・研修講師、コンサルティングの他、フラワースタジオの経営などにも携わっている。著書に『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』(すばる社)など、近著に『仕事で必ず結果が出るハイパフォーマー思考』(PHP研究所)がある。

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