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どん底に落ちたからこそ身についた「鋼のメンタル術」

2019年04月09日 公開

大坪伸(経営コンサルタント)

自己の内面と外面からメンタルを整える

メンタルを整えることは、スポーツ選手だけでなくビジネスパーソンにとっても不可欠な要素となっている。19歳で起業し年商が5億円に達する会社に成長させるも、部下の裏切りなどで20歳にして1億円の借金を背負うなど、数々の「天国と地獄」を経験してきた大坪伸氏もまた、「メンタルを整えることこそが、ビジネスでは最も重要だ」と語る。

復活と転落を繰り返しながら経営者として成功を収め、現在は作家・セミナー講師としても活躍する大坪氏に、壮絶な体験の中から身につけてきたメンタル術を教えてもらった。

 

失敗や不運は避けられない。だが、捉え方は変えられる

人間は生きていれば、程度の差こそあれど、必ず悪いことが起きるものです。もしそうなった時は、自分はいつもそうなのかと自問自答してみるといいでしょう。

たとえば営業成績が悪くて上司に怒られた際、「いつもこうなのか?」と考えてみると、意外といい時もあったのだと気づかされます。

それに気づくことができれば、いまは巡り合わせが悪いだけだと思えますし、乗り越えるための糸口も見つかるはずです。

 

アンソニー・ロビンズが語った「結果」の捉え方

「悪いこと」とひと言でいっても、一つの事象に対する捉え方は人によって異なります。世界NO.1コーチといわれるアメリカ人のアンソニー・ロビンズ氏がこんな話をしています。

ある女子高生がチアリーダーの大会に出場したところ、5位に入賞しました。3000人中5位なので、素晴らしい結果です。ところが彼女は自殺してしまいました。1位になれなかったことがショックだったのです。
話は変わって、イラク戦争のドキュメンタリー映画のなかで、ある兵士が生きて戦場から帰還できたことを喜んでいました。ところが、兵士の彼女は泣いています。なぜなら、兵士の左腕がなくなっていたからです。しかし、兵士は彼女に笑いながら「俺は右利きだから幸せだ」と言い切りました。

目前の事象をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかによって、これだけ違う結果が生じるのです。

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ポジティブシンキングではなく「多角的な視点」を >



著者紹介

大坪伸(おおつぼ・しん)

経営コンサルタント/コピーライター

福岡県生まれ。17歳で住宅リフォームの訪問販売の営業マンとして働き始める。すぐにトップ成績を修め、高校を中退してビジネスに専念する。翌年、独立し神奈川県・横浜市を拠点に起業し、初年度に年商5億円を突破。従業員も100人を超え、湘南に営業所を構えるなど事業を拡大していく。しかし、取引先や部下の裏切りにあい、1億円の借金を負うことに。その後、ホストやパチプロなどで生計をたてながら大阪、福岡、東京、神奈川を転々とする。26歳頃から、再起を図るため営業マン時代から培ってきた経験をベースにしたコンサルティング活動をスタート。同時に、マーケティングやITなどに関する海外の文献を研究。自身の経験と文献に基づいた理論をミックスしたコンサルティングが功を奏し、ビジネスは軌道にのって再び億万長者に。その後、欧米の成功者を研究し、独自の成功メソッドを確立する。経営コンサルタント、コピーライターに加え、ミュージシャンとしてもメジャーデビューを果たす。以降、様々な事業を展開し今に至る。ふつうの人が成功を掴むためのマインドセットのやり方など、人のやる気に火をつけるノウハウが話題を呼んでいる。

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